2007年12月31日月曜日

2007年も終わり

今年2007年も今日で終わりです。あっという間でした。今年最も印象に残っているのは、「暑かった」こと。エンドレスの暑さがずーっと続いていたような感じでした。
世間的には、嫌なニュースや変なニュースが続きました。世の中も“何でもアリ”になってしまったのかとさえ思えます。

このブログは最初の開設から3年が経ちました。来春で4年目突入です。そんなに人気の記事があるわけでもないし、ひっそりと、ほそぼそと続けている感じですが、このブログの記事を再編集してまとめた「宮廷女官チャングムの誓い 今週の名言」を独立させました。

来年はもう少し落ち着いた、まともな年になるよう願いつつ、皆様のご多幸をお祈りして今年のブログを締めたいと思います。来年もよろしくお願いします。


2007年12月31日の日の入り

2007年12月27日木曜日

“反”ダボス会議

通称ダボス会議、正式名称を世界経済フォーラム(World Economic Forum)という会議がスイスのリゾート地で毎年開かれています。タイトルの“反”は別にこの会議の趣旨に反対するとか、抗議するとかいう意味は無いのですが(興味が無いので)、この会議に集う政財界のトップたちが少々KYなのではないか、と感覚的に思います。
もちろん、彼ら参加者の目的は、より(政治的に)強く、より(経済的に)たくましく、でしょうから、彼らなりの論理性はあるわけです。しかし、一方で世界が抱える環境問題、資源の問題、貧困の問題などに対して、彼らがどのような役割と責任を果たしていくつもりなのか、今ひとつ見えません。

むかし、マリー・アントワネットは民衆の飢えと貧困を理解できずフランス革命を迎えたと伝えられていますが、ダボス会議の出席者も、ひょっとすると2〜300年後には愚か者の集まりとして語られるかも知れません。

そこで、“反”ダボス会議を、ダボス会議開催地のスイスの、ちょうど地球の反対側で開催したら、と思ったわけです。ところが調べてみると、そこは太平洋のど真ん中。ちょっと無理です。
とりあえずウルグアイ辺りで開くことにして、どうでしょう、世界の問題を真剣に語る賢者の会議。

PS
そういえば日本にも、ダボス会議に“選ばれた”と悦にいってたおっちょこちょい政治家もいました。

2007年12月20日木曜日

「星つむぎの歌」完成披露

「星つむぎの歌」実行委員会が企画実施してきた宇宙連詩山梨版の歌が完成し、来年1月12日に披露イベントを実施することになりました。


この企画は、もともとJAXAがやっていた「宇宙連詩」を山梨県でも実施することになり、山梨県立科学館と山日YBSグループが実行委員会を作り、詩人・作詞家の覚和歌子さんの監修のもと、県内や全国から1行ずつ詩を募集し、少しずつ組み立ててきたものです。5月から始めて12月までかけ、18フレーズが出来上がりました。
この詩に作曲家の財津和夫さんがメロディをつけ、歌手の平原綾香さんが唄を歌うという、完成披露イベントが、山梨県立科学館で開催されます。
私もこのイベントに少々関わることになりましたが、関係者のこの企画に対する熱意を伺うにつけ、気を引き締めてあたらねば、と思いを新たにしています。
宇宙連詩山梨版 星つむぎの歌
http://www.sannichi.co.jp/space-poem/
PS
この歌のCDが1月23日にリリースされます


星つむぎの歌

2007年12月14日金曜日

ゴキブリ騒動

最近“ゴキブリ騒動”でネットが騒がしい状態になっています。マクドナルドの「ゴキブリポテト」、ケンタッキーフライドチキンの「ゴキブリ揚げ」そしてバーミアンの「ゴキブリラーメン」と、何の根拠も無い悪戯が思いもよらぬ反響を呼び、書き込んだ学生が学校を退学することになったりという“事件”にまで発展しています。

だいたい、昔から「ミミズバーガー」「遺伝子操作チキン」など、ウソに決まっている話は半ば都市伝説として流布してきたわけですが、最近の騒動はやはり昨今の食品に関する偽装事件を反映しているとしか考えられません。不二家の衛生管理問題や赤福問題、吉兆事件など、「まさかそんなこと」「あり得ない」ことが事実として報道されるにつけ、明らかなウソまでが相対的に真実味を帯びてきてしまったという悲喜劇に他なりません。

消費者の信頼を取り戻すには、看板やシール(表示)ではもはや不十分で、徹底した情報公開以外にあり得ないと思っています。ネットで騒ぎが起こるくらいネットワーク社会が普及したのですから、前にも書きましたが、24時間製造工場や厨房の様子をライブカメラで中継するくらいのことはやってほしいものです。

2007年12月3日月曜日

じゅげむじゅげむ

この前スタバに行ったとき、一緒に行った人から「ここで一番長い名前のドリンクは?」と聞かれて、その場では思いつかなかったのですが・・・。

「ダブルトールエキストラホットヘーゼナッツツーパーセントウェットカプチーノ」

でどうでしょう。素因数分解すると、ショット追加で、熱めの低脂肪ミルクで作る、ヘーゼルナッツシロップ入りの、フォームミルク少なめのカプチーノ。ちなみにお値段は、トールカプチーノ360円+ショット追加50円+ヘーゼルナッツシロップ50円=460円のはずです。
でも、このオーダーを聞き取ってくれる可能性はほとんど無いと思います。

2007年12月1日土曜日

鹿島奇跡の逆転優勝

鹿島アントラーズが今期Jリーグを制し優勝、10冠を達成しました。それにしても、10冠に到達するまでが長かった。Jリーグやナビスコカップでも良いところまでは行くものの、最後の詰めが甘い状態が続いていました。今期も開幕ダッシュに失敗し、「今回もダメか・・・」という印象。浦和レッズとガンバ大阪が快進撃をするのを横目でみていました。

それでも、ベテランと若手の調和がやっと定着してきた感じ。ディフェンスではGKの曽ヶ端、DFの大岩と岩政の安定感があり、右サイドの内田、FWの興梠の成長著しい印象です。特に、内田が最初に出てきた時は衝撃的でした。

そうこうしているうちに、MF小笠原が帰ってきて攻撃にリズムが出て来たこと、さらに浦和が過密スケジュールで失速したことで、気がついてみればその背中が見える状況に。前節(11月24日)の浦和との直接対決では前半に退場者を出すなど不利な状況にも関わらず、勢いの差を感じさせる戦いで辛勝。

そして最終節(12月1日)を迎えます。優勝は浦和か鹿島のどちらかという状況で、浦和はアウェイで横浜FCと対戦。下馬評では、最速でJ2落ちが決まった横浜FCに対しては、「浦和が有利だろう」というものでした。鹿島としては、勝点差1で2位なので、勝つしか無い状況です。で、今日の試合なわけですが、横浜FCvs浦和は1-0で浦和の負け。一方、鹿島vs清水は3-0で鹿島の勝ち。この結果、鹿島が勝点を72にして、浦和の70を上回り、劇的な逆転優勝となりました。

浦和の敗因は、一番に挙げられるのは「日程」でしょう。過密な日程で、終盤は疲労の蓄積と怪我に悩まされました。鹿島は優勝しましたが、来期は同じ立場に立たされます。ディフェンディング・チャンピオンとして、11冠、12冠と突き進んでほしいものです。

2007年11月30日金曜日

携帯電話の受難

携帯電話が普及してきたせいなのでしょうか、携帯電話がいわれの無い非難を受けることもタマにあるようです。昨日のニュースで驚いたのは、韓国で携帯電話のバッテリーが爆発して男性が死亡したらしい・・・という報道。しかし、今日になって、実は事件であったことが判明しました。

そういえば、全日空機の無線装置が動作しなくなったのは携帯電話の電源を切っていないせいだと疑われていましたが、実はマイクケーブルの不良ということが判明。

この先、地球温暖化も格差の広がりも携帯電話のせい・・・と言われかねません。


携帯電話爆発はうそ=作業員死亡、同僚を逮捕−韓国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000009-jij-int

携帯電話の乗客“冤罪” 全日空機の無線トラブル
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/071029/dst0710291912005-n1.htm

2007年11月21日水曜日

オルバースの第2のパラドックス

最近小耳に挟んだ2人の主婦の会話。

「田舎に行くと子どもが『お母さん、どうして夜は暗いの?』って聞くのよ」
「そうねぇ、私も田舎に帰ると、夜が暗いって感じるわ。怖いくらい・・・」

をぃをぃ!

2007年11月8日木曜日

かぐやの映像で後光

JAXAの月探査衛星「かぐや」が撮影したハイビジョン映像を見ていたら、太陽の後光と思われる現象を確認しました。月の表面の組成を推定する上で、非常に興味深いものです。

JAXA
月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による世界初の月面撮影の成功について
http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071107_kaguya_j.html

そういえば、「はやぶさ」の映像でも後光が見えていました。
JAXA
「はやぶさ」小惑星のサンプル採取成功に確信 88万人署名入りのターゲットマーカも発見!
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1126.shtml

2007年11月5日月曜日

Tully'sの特製スリーブ?

私が良く行くTully'sで、時々スリーブに絵が描かれています。色々なバージョンがあるみたいですが、どう見ても手製・・・。一つしか無いオリジナルですね。


上の写真はネコ版。他にクマ版もありました。

2007年11月4日日曜日

民主党小沢党首辞任会見

政治家の記者会見というのは意味不明なのが当たり前なのかもしれませんが、今日の民主党小沢党首の会見は全く意味不明でした。私が受け取った解釈では、
・民主党は政権担当能力がない
・民主党は次回の総選挙で勝てる見込みがない
・マスコミの報道は偏向している
という3点を主張し、「だから自民党と連立すべきだ」という結論に達したものの、民主党党内の理解が得られないので「辞任する」そうです。

最初の2点の主張を前回の参議院選挙の時から認識していたとすれば、これほど有権者をバカにした話はありません。
辞めてしまう以上追求のしようがないのかもしれませんが、日本の政治にとって大きな汚点となったと言えるでしょう。

2007年10月30日火曜日

SASがボンバルディア機を使用中止

スカンジナビア航空(SAS)がボンバルディアDHC-Q400の使用を「永久に中止する」決定をしました。日本では高知空港での胴体着陸が記憶に新しいところですが、SASでも何度も胴体着陸を経験しています。
常識的に考えて、ボンバルディアの品質に問題があることは、(同社関係者以外は)誰もが感じるところではないでしょうか。

ボンバルディア機を「安全だ」として飛ばし続けている全日空は、命と金を天秤にかけているのではないかという疑いの目を向けられている事実を感じ取るべきです。

毎日新聞
スカンジナビア航空:ボンバル機の運航中止 事故続発で
http://mainichi.jp/select/biz/news/20071029dde041020029000c.html

2007年10月24日水曜日

OLYMPUS E-3

オリンパスからプロ向け一眼レフデジカメE-3が発表されました。E-1の後継という位置づけのようです。私にとってE-1はイマイチでしたが、E-3はデザインといい、機能と良い、「使える」という印象を受けます。
��私の撮影では、シャッタータイムラグが重要なので、本当に使えるかは実物を見てみないと何とも言えないですが・・・
往年のOM-1やOM-2の頃のステータスを復興できるか、非常に興味があります。

OLYMPUS E-3
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/e3/index.html

2007年10月13日土曜日

兵庫県立考古博物館開館

今日(10/13)兵庫県播磨町の兵庫県立考古博物館が開館しました。少々仕事でお手伝いをしたので、色々あったけど「良かったなぁ」という正直な感想です。私は先週の内覧会に行きましたが、子どもたちが展示物を見たり触ったりして楽しそうにしているのを見て、苦労も報われた感じがしました。

兵庫県立考古博物館


http://www.hyogo-koukohaku.jp/

2007年10月12日金曜日

EOS 40D振動問題

最近購入したばかりのキヤノンEOS 40Dですが、振動問題が一部で指摘されていました。これは、シャッターを切った後に「ずー」という感じで振動が残るもの。私のボディでもその振動を感じました。特に、低速シャッターを切ると顕著です。先々週、キヤノンのサービスに出して調整を依頼しました。

サービスから「振動が大きいことを確認しました」とのコメントがあり、「できる限り調整」をされて返ってきました。確かに振動は少なくなっています。感じとしては、振動する時間が短くなっている様子。


キヤノンの説明としては、「秒間6.5コマの撮影を可能にするため2モーターにしたから」このような現象が発生することのようです。ただ、私のような撮影者としては、シャッター切る感覚って大事なものです。市場がスペック競争になっていて、それに対抗する必要があるのは理解できますが、オーバースペックになって逆に使いにくくしてしまっては意味がありません。

2007年10月11日木曜日

今が旬の○○システム・・・

ICT系の雑誌やベンダーで「○○システムは今が旬、すぐに採用しないと乗り遅れる・・・」的な記事を読んだり、営業を受けたことが無いでしょうか?

そういう人/組織は信用しない方が良いです。

「○○システム」が旬であろうが無かろうが、必要なのは読者や提案を受ける人/組織にとって何が必要で、何を選択すべきかを考えることだからです。

潮流に載って流されるのは楽ですが、それが常にハッピーであるとは言えないのが真実です。

2007年9月29日土曜日

EOS 20D再々修理

Caono EOS 20Dの再々修理が“完了”しました。修理工場で「現象再現せず」とのことで(ただしQRセンターでは再現していた)、関連基板の交換処理をされただけで返ってきたという感じです。

詳しい説明を求めると、

  • 電源電圧によってカメラをエラーにより停止させる閾値が規定より高かったので規定値に設定した。

  • エラーを検出しても復帰動作をするべきであるが、復帰動作が行われない可能性が想定される(工場では現象が再現していないので、「想定」である)ため、関連基板を交換した。

  • なお、上記基板は再修理時に交換したが、(上記想定の通りであれば)その基板に不具合があった可能性がある。

  • 念のため電源周りの基板も交換した。


とのことでした。

上記説明は黙っているとしてくれないので、「試してみて下さい」で終わってしまうのが通常の修理の対応のようです。
この種の電子機器の製品の不具合の原因特定が難しいのは理解できますが、今回の修理の経緯で感じるのは、何より説明が全く不足している点です。
キヤノンはCSを旗印にしているみたいですが、であれば、もう一度対応方法を見直した方が良いと考えます。

2007年9月24日月曜日

EOS 20Dその後のあと

修理から戻ってきたEOS 20Dを使っていたら、今日現場でまたフリーズしました。今度はミラーアップ固着で、どうすることもできない状態です。
困ったものです・・・。

2007年9月22日土曜日

EOS 20Dその後

EOS 20Dの修理が“完了”しました。が、「現象再現せず」で返ってきて、結局「怪しいところの部品を全て交換しました」とのこと。これで“直る”のかは不明ですが、取りあえず使ってみます。

2007年9月10日月曜日

EOS 20D再修理

先日Canon EOS 20Dを修理に出して、前板ユニットを交換してもらったばかりですが、フリーズする現象は改善していませんでした。それでもだましだまし使っていたところ、ついに現場でErr99で止まってしまいました。代替機で乗り切りましたが、出たばかりのEOS 40Dを現地調達するはめに・・・。
20Dは再修理に出しましたが、これってキヤノンの思うつぼ?

2007年9月1日土曜日

Art wave 雪花錯乱

Art wave(高知のよさこい祭りのチーム)の今年の楽曲をCDで入手しました。お祭り以外で楽曲を聴く機会が無かったので新鮮です。やはり、独特の世界を形作っています。高知はもちろん、原宿でも注目を集めています。

アートウェイブ2007オフィシャルホームページ
http://artwave.in/artwaveofficial.html

2007年8月23日木曜日

Nikonの逆襲 − Nikon D3

キヤノンが8月20日にフルサイズデジタル一眼レフ・キヤノン EOS-1Ds markIIIを発表したばかりですが、ニコンも始めてのフルサイズ機・Nikon D3を今日発表しました。ニコンのフルサイズ機については色々と噂はあったのですが、ついに製品化されたという印象です。

デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」の発売について
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2007/0823_d3_01.htm

2007年8月20日月曜日

暑い東京

高知の第54回よさこい祭りの取材に帰った際に、「暑いねぇ」と声をかけられました。確かに暑かったのですが、今年は東京がそれを上回る暑さです。実は「東京ほどでは・・・」と思っていました。
今週末、その東京で原宿表参道元氣祭り・スーパーよさこいが開催されます。高知以上に熱中症対策に万全を期してほしいと思います。

ついに登場 Canon EOS 40D

発表間近と言われていたキヤノンEOS 40Dが予想通り本日(8/20)発表されました。スペックもほぼ予想通りです。私にとって一番嬉しいのはセンサーダスト対策です。発売は8月31日(予定)なので、間髪を入れずという感じです。

キヤノン EOS 40D
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/40d/index.html

2007年8月15日水曜日

Yahoo!のちから

第54回よさこい祭りはもう終わってしまいましたが、1ヶ月前ほどから「よさこい祭りWWWページ」へのアクセス数が急激に多くなるという現象があり、不思議に思っていました。
例年だと、祭りの前後1週間ほどの山形になるのですが、1ヶ月も前から、というのは始めてだったのです。

で、後で気がついたのですが、Yahoo! JAPANの「今週のオススメ」にこのページが掲載されていたのですね。さすが、Yahoo!のちからです。

2007年8月6日月曜日

バッシング社会・ニッポン

日本はバッシング社会だと常々感じていますが、またそれが露見しました。大相撲の朝青龍に対する国民の目は極めて冷ややかです。私も、相撲に興味は無いものの、朝青龍の行動はどう考えても納得のできるものではないと思いますが、仮に病気だとすれば、まずはそれを治療することが最優先されるべきであって、「その前にお白州に引きずり出せ」的な論調はおかしいと考えます。

また、子供たちがホームレスやホームレスと間違えて他人に危害を加えるニュースが報じられていますが、これも、社会全体の“意思”を子供たちが敏感に感じ取っているとしか思えません。人を「ゴミ」扱いする発想は、結局大人も共有しているわけです。

「美しい日本」とか、「教育再生」とか言う前に、フランスのように『ホームレスの暮らしを体験』する教育プログラムでも作ってみてはどうでしょうか?

Hiroshima

Ignorant is fearful. If a man or a woman knows the reality of brutality of Hiroshima and Nagasaki that suffered from A-bombs in 1945, he or she never think of use of them.

Ignorant is fearful. We must learn what and how it happened in 1945, before and after.

Hiroshima Peace Memorial Museum
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/

2007年7月26日木曜日

キヤノン20D修理

キヤノン20Dが撮影中に壊れて修理に出したのがほぼ半年前。シャッターユニットを交換して使い続けていましたが、最近現場でフリーズするようになりました。もう一度修理に出しましたが、今度は前板ユニットの交換が必要とのこと。重修理扱いな上に部品代もかかるので、修理費は20,000円を超えそうです。
そろそろ買い替えの時期とは思いますが、次機種が気になっています・・・。

スターバックス高知あぞの店

スターバックスの空白県だった高知に「高知あぞの店」が開店(7月13日金曜日)したようです。高知に行った時に「寄ってみよう」と思いつつ、調べてみて唖然。車が無いと行けません。郊外型のマクドナルドみたいな形態の店舗なのかも知れませんが、厳しいものがあります。
いつもは駅近で、ちょっと時間ができた時に、という感覚で利用しているのですが、気合いを入れてスタバに行く必要があるのですね。

とでん西武の跡地に建設中の複合施設にスタバが入るかもしれないと言われているので、それまで待つ事にします・・・。

スターバックス高知あぞの店
http://www.starbucks.co.jp/search/result_city2.php?SearchPerfecture=%8D%82%92m%8C%A7

2007年7月25日水曜日

コロンブスのアドバイザー

コロンブスのアドバイザー【ころんぶすのあどばいざー】Adviser for Columbus

画期的な発見や事業を成し遂げた人物をみて、自分はかつて「彼/彼女に助言を与えた」「彼/彼女の指導的立場にあった」と後で主張する人物、またはその行動。
有名になると親戚が増える、という現象にも通じる。

2007年7月4日水曜日

MacとUPS

私がふだん使っているPowerMac G4にUPS(APC Smart-UPS)を繋いでいます。今までは管理ソフトを入れていなかったのですが、apcupsdをコンパイルしてみました。UPSにはシリアル接続しかできないので、USB・シリアル変換を使用してsmartケーブルの設定で起動。問題なく動作しています。
apcupsdはLINUXでよく使っていたのですが、MacOS Xでも使えることが判明して、お客様にも勧められそうです。

APC UPS Daemon
http://www.apcupsd.org/


アイ・オー・データ機器 USB->RS-232C変換アダプター USB-RSAQ RoHS指令非対応モデル USB-RSAQ5

○作り方
まずhttp://www.apcupsd.org/からソースをダウンロードする。今回はapcupsd-3.14.1でした。適当なディレクトリに展開して、ターミナルを起動し、展開したディレクトリに移動して、
./configure
そのあと、
make
する。終わったらsu - して
make install
する。設定ファイルが/etc/apcupsdディレクトリにできるので、apcupsd.conf のDEVICEの項目を適宜変更する。私の場合はIOデータのRS-232C変換アダプターを使ったので、
DEVICE /dev/tty.I-O DATA USB-RSAQ5
としました。(/devディレクトリで確認します)
注意が必要なのは、UPSを拡張USBボードのポートに接続するとスリープ時にフリーズする場合があること。本体のUSBポートを使うべきです。
※MacOS Xではrootユーザーがデフォルトで有効になっていないので、事前にNetInfoマネージャでrootユーザーを有効に設定する必要がある

2007年6月30日土曜日

携帯電話故障

NTTドコモの携帯電話N900iGが故障しました。通話先の声は聞こえるものの、こちらの声が先方に届かない症状。修理で1週間待つことに。ただ、代替機も同じN900iGなので、取り立てて不便は無いのですが・・・。また、ドコモプレミアムクラブの制度で、製品保障が3年になっているので、修理費も無償とのことでした。

2007年6月29日金曜日

Olympus E-510

今日発売になったオリンパスE-510を触ってきました。E-410に比べるとグリップがあって、持ち易くなっています。ただ、一回り大きい感じ。シャッターの動作や操作性はE-410と違いを感じません。
性能面でのアドバンテージはボディ内手ぶれ補正が付いていることでしょう。
「気軽に持ち歩く」というコンセプトでも、十分に小型・軽量なのですが、私の個人的感想としてはE-410の方が性格がはっきりしていて良いかなと思いました。

オリンパスE-510



2007年6月26日火曜日

牛ひき肉偽装事件

北海道のミートホープ社の牛ひき肉偽装事件が大問題になっていますが、私がさらに深刻だと思うのは、インタビューに答えている(解雇予定の)従業員の、「生活の保障をしてほしい」とか「食べていかなくてはいけない」とかいう声が多いことです。もちろん、マスコミがそういう発言ばかりをピックアップしている可能性も大きいですが。(「申し訳ない」という声もたくさんあるかも知れない)

“社長に逆らえない”という理由の是非はともかく、牛肉偽装に加担して何年も暮らしてきた従業員たちの追いつめられた状況は、何故か件(くだん)の社長自身と重なります。

「やりたくてやったわけではない・・・」

「安ければ買う消費者もいる・・・」

「味なんかわかりっこない・・・」

そういう声が聞こえてきそうです。

私たちは、中国の玩具や鍋、歯磨き粉、薬品などの杜撰な品質を厳しく非難していますが、果たして日本人にそれを言う資格があるのか、疑問に思ってきました。
もし「生活がかかっているからやむを得ない」という論理が通るのなら、中国人だって生活がある筈です。

こういう事件も含めて、社会保険庁のでたらめで発覚した日本人のモラルの低さは、この国が根元から腐っているのでは無いかという恐怖を同時に突きつけています。

2007年6月23日土曜日

Safari 3

Apple社が、MacOS Xに付属しているブラウザー「Safari」のWindows版を発表しました。まだβ版で、公開直後にインストールして試してみましたが、表示はボロボロ、日本語は出ないという惨憺たる有様でした。「他のブラウザーに比べて表示が速い」という触れ込みでしたが、わたしの環境ではむしろ、IEやFirefoxの方がさくさく表示されます。
しかも、直後にセキュリティー上の脆弱性が見つかって修正版がリリース。現在は3.0.2なのですが、この版でやっと(デフォルトで)日本語が表示されるようになりました。
Safariそのものは普及するとは考えにくいですが、アメリカで発売のiPhoneとの連携が想定されているようです。

※Safari 3β版は英語版なので、英語版Windows前提になっていると思われる。また、日本語表示については設定を変更することにより可能であった。


WindowsXPで動作中のSafari 3.0.2

アップル社
アップル、Windows版のSafariを発表
http://www.apple.com/jp/news/2007/jun/11safari.html

2007年6月16日土曜日

出口効果

出口効果【でぐちこうか】Exit Door Effect

電車などの乗り物で、階段の昇降に便利な場所のドア付近が込み合うこと。
さらにドア付近で扉に近い場所を確保しようとする乗客の争いになる事もあり、これをフリーキック現象(Free Kick Phenomenon)と言う。

アビーロード規制

アビーロード規制【あびーろーどきせい】Abby Road Control

複数人が連れ立って歩く時に発生するGメン現象を防止すること。ビートルズのアルバム「ABBEY ROAD」のジャケットに由来する。

2007年6月15日金曜日

クロノマンダー

クロノマンダー【くろのまんだー】Chronomander

特定の政党や候補者に有利になるように選挙区を区割りするゲリマンダーに対し、選挙の時期を有利になるように調整すること。
国民の批判が強い時期の選挙の実施を避け、ほとぼりが冷めるまで待つ、あるいは政策上の得点を稼ぐまで引き延ばすなどの手法が用いられる。

2007年6月14日木曜日

Second Lifeでよさこい

むかし、よさこい祭りのいろいろな企画をしていたとき、インターネットを使ってよさこい祭りに参加する、というアイディアが出ていました。そのアイディアは形を変えて、私たちとは違うグループが「ネットでよさこい」として実現させています。

いま、巷でSecond Lifeがユーザーを集めていますから、きっと近いうちに、Second Lifeでよさこい祭りを主催して、チームを作って、参加する、という動きがあるに違いないと思っています。

いや、私はやりませんけど・・・。

2007年6月10日日曜日

Golden Best -15th Anniversary- ZARD

この週末、手に入りにくかったZARDのGolden Bestを聴いています。ZARDの15周年のベスト盤なのですが、この15年は私が社会人として生活してきた期間と重なっていて、いろいろな思い出がよぎります。

それにしても、良い曲揃いなのですが、気分はブルー、複雑です。


Golden Best ~15th Anniversary~ (通常盤)

2007年6月8日金曜日

エアコン・クリーニング

今日、本格的に冷房を使うシーズンを前にして、エアコンのクリーニングを業者に頼みました。フィルターの掃除は私でもできますが、分解して内部を清掃となると、素人では手が出ません。
1時間ほどの作業ですっかり奇麗になりました。最近のエアコンは自動で清掃する機能が付いているものもありますが、私の場合は定期的にお願いすることになりそうです。

2007年6月3日日曜日

水星の観測好機

いま、夕方の空に水星、金星、土星が並んで輝いています。特に水星は、太陽に近いために見る機会が余りありません。地動説を唱えたコペルニクスは1回も見たことがなかったと伝えられています。
梅雨入り前の1週間が見頃です。


左上の明るい星は金星。画面下に水星が写っているが、この写真では判別が難しい。

2007年6月1日金曜日

Microsoft Surface

MicrosoftからSurfaceという製品が発表されました。私の今までの関わりから言うと、メディアテーブルと某製品のコンセプトを合わせたような出来です。マルチタッチのユーザーインターフェースはN.Y.大学のコンセプト。
それでも、デモサイトの映像を見ると、なかなか面白そうです。今年暮れには一般に目にする機会があるだろう、ということのようですが、私も導入してみたいと思いました。

メディアテーブル
http://www.tps.co.jp/products/sb/MDP3302.htm

Multi-Touch Interaction Research
http://cs.nyu.edu/~jhan/ftirtouch/index.html

Talks: Jeff Han: Unveiling the genius of multi-touch interface design
http://www.ted.com/index.php/talks/view/id/65

Microsoft Surface
http://www.microsoft.com/surface/

※某製品
某企業のショールームに入れたシステム。ここでは固有名を明かせません。申し訳ない。

2007年5月31日木曜日

セコムのCF

セコムのCFが批判を浴びています。私も最初に見たとき、違和感を感じました。特に、なぜ電設作業者が鷹に化けて市民を襲わなければならないのか。
しかも、「すぐには止められない」という理由でCFは放送され続けています。セキュリティーを売っている会社の筈ですが、危機管理能力は低いみたいです・・・。

CFを作り直すそうですから、今度はセコムの隊員がゾンビに化けて市民を襲うストーリーにしてはどうでしょうか。ご心配なく、コンサルティング料は今回に限り無償とします。

毎日新聞
セコム:テレビCMを中止
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070531ddm041040127000c.html

セコム株式会社
ココセコムCMに関するお詫びとお知らせ
http://www.secom.co.jp/news/20070529.html

2007年5月30日水曜日

E GEOS to WORLD

オリンパスの『E GOES to WORLD』を見ていると、「写真を撮ること」が日常のことであった昔を思い出します。考えてみれば、私が一眼レフを持って写真を撮るのは、仕事の時か、旅行などの非日常ばかりになっていました。
日常性は道具に影響されないものなのですが、それでも、大きくて重い一眼レフを持つと、どうしても自分自身が構えてしまいます。

もう一度、日常感覚で写真を撮ってみようと思っています。

E GOES to WORLD
http://olympus-wonder.com/

2007年5月29日火曜日

Skip初体験

私は月に1回程度飛行機に乗るのですが、ほとんど全日空を使う機会がありません。これは、行き先にたまたま全日空より便利なフライトがあるからですが、先日、始めて全日空のSkipサービスを利用しました。

日本航空のJAL ICサービス(チケットレス)は良く利用していて、便利だと思っていましたが、Skipの方は事前のチェックインも不要です。(ただし、予約購入の際に座席指定を済ませておく必要がある;JALは搭乗前に改めてチェックイン手続きが必要)
そのまま保安検査場に行って、ICカードをかざしてレシートを検査員に見せるだけ。JALよりもさらに手軽と言って良いでしょう。
ただ、搭乗口を通るとき、改めて座席番号が書かれたレシートが発行されるのは二度手間かと思いました。が、JALのチケットレスで、レシートを無くして係員に自分の座席番号を尋ねた(!)ことがある私にとっては、安心なサービスでした・・・。

2007年5月28日月曜日

松岡農林水産大臣自殺

松岡農林水産大臣が自殺したというニュースには驚きました。現時点で原因が特定されていないので、何とも言えませんが、少なくとも他にできる事は無かったのか、と残念でなりません。

松岡氏はマスコミに悪役に仕立てられていましたが、きっと政治家を目指したのは日本の国や国民の幸せを願っての事であった筈です。死ぬ気になって国民と向き合い、数々の疑惑の解明も含めて、よりよい社会の実現のために活躍してほしかったです。

実は、今日最もショッキングだったニュースはZARDの坂井泉水さんの死去の報だったのですが、若くして命を失わなければならなかった彼女のためにも、命を軽々しく扱ってほしくないものです。

2007年5月27日日曜日

全日空システムトラブル

全日空のSkipについて書こうと思っていたのですが、今日、全日空でシステムトラブルが発生しているので、こちらの記事を先に書きます。

今朝から全日空の予約・発券・搭乗システムにトラブルがあり、羽田空港が混乱しているようです。私が大丈夫か?と思うのは、このシステムを作っているのが日本ユニシスだという点。そう、先日トラブルを起こしたtoto BIGのシステムと同じ会社です。

実は全日空は現在のシステムを日本ユニシスのオープン系に移行しようとしており、現在のメインフレームからtoto BIGと同じWindows Serverを使ったシステムになる予定です。今回のトラブルとは直接の関連が無いと思いますが(報道だけでは詳細が不明なので、現時点では断言できない)、何となく以下の点を懸念してしまいます。


  • 現在のメインフレーム系をまともにメンテナンスできる優秀な人物が(構築から10数年経過しているシステムなので)日本ユニシスにいなくなった



  • 新しいシステムに移行するために、現状システムのリソース(人材、予算など)が削減されてしまった



  • 上記にもかかわらず、現状システムに機能を盛り込みすぎてしまった


コンピュータとネットワーク無しには現代社会は成り立たなくなっていますが、その基盤はひょっとすると脆弱ではないかと思わせる事件が続いています。建物の耐震偽装は一般人にも比較的理解し易いですが、ITシステムの“耐震強度”を判定するのは極めて困難です。
その意味でも、専門家がきっちりした分析とを行い、対策を立ててほしいと思います。

毎日新聞
全日空:システム障害で遅れや欠航 羽田発着便中心に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070527k0000e040014000c.html

※1年前の情報では確定はしていない模様。LINUXまたはUNIXになる可能性もある。
現在はシステムの移行期間中で、サーバーはリプレースされたメインフレーム、ソフトは暫定システムを使用している事になっています。今後このシステムをオープン系に切り替え、パッケージもFORTRAN記述のUSASからJava記述のAirCoreにするとのこと(いずれも米国ユニシス製)。
その後の報道によると、6台のサーバーのうち3台を入れ替えて障害が発生、元に戻して復旧したらしいです。
日経コンピュータ
【続々報】全日空システムの障害原因は、事前のシステム入れ替え
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070527/272584/
追記
ANAの発表(2007/6/13)で障害の全容が判明しました。直接の原因はCISCOのスイッチのハードウェア故障。これを引き金に、ゲートウェイのシステム設定のミス(ICS)と処理能力不足(ATCP)が加わって大規模なトラブルに発展したようです。CISCOスイッチはNEC、ICSは日本ユニシス、ATCPは東芝がそれぞれ納入・担当していて、大きなシステムの運用の難しさを感じさせます。

2007年5月15日火曜日

totoのシステム障害

totoのBIGに購買が殺到してシステムがダウンしています。システムトラブルと聞くと、他山の石として状況を知りたくなるのですが、このシステム構築がミッションクリティカルな業務に対応できるものだったのか、少々疑問に思いました。サーバーにWindows Server 2003、ミドルウェアに.NETを使っているようですが、私なら絶対に提案しない仕様です。このままtotoが低迷を続けていれば、問題も発覚しなかったのでしょうが、堅牢制には元々問題があったのではないでしょうか。

ただし、設計仕様として同時に処理できる顧客数を今回超えた、という事実があれば、開発側だけの責任とも言えません。この場合は、稼働規模を見誤った顧客側にも、その責任の一端があるかも。

最近、PASMOが売れすぎて販売制限、というニュースもありましたが、この頃はシステム化に伴って一挙に殺到という事例が増えていて、設計者を悩ませています。(性能とコストはトレードオフの関係にあるので難しい)

毎日新聞
��oto:BIGに注文殺到し販売休止 再開のめど立たず
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20070516k0000m040093000c.html

日経BP
totoシステムが“6億円狙い”でダウン、販売店とのゲートウエイが原因
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070513/270785/

2007年5月11日金曜日

Olympus E-410 Part II

今日、空き時間にE-410の実機を手にする機会がありました。確かに小さい機種です。最初は慣れなかったのですが、しばらくいじっているうちに手に馴染んできました。レンズはZuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5が付いていましたが、やはりボディとのバランスが良くないです。他のメーカーに比べれば小さいレンズですが、ボディがそれ以上に小さいので。引きの面では不利ですが、やはりZuiko 14-42mm F3.5-5.6がバランスが良いです。

シャッターボタンはかなり浅めの感覚(ストロークが短い)。でも切った感触は悪くなかったです。1コマ撮影だと連続してシャッターが切れないのが残念です。(キヤノンもEOS 10Dや20Dまではそうでした)
ボディの仕上げはもう少しキメの細かい調子が私の好みですが、これは文字通り好みの問題かも知れません。

トータルでは、良くできた、設計の行き届いたカメラだと思いました。

Olympus E-410
http://pub.ne.jp/tadashim/?entry_id=578751

2007年5月10日木曜日

Microsoft Updateのトラブル

私が仕事で使っているWindows XP機は時々、svchostというプロセスがほぼ100%のCPUリソースを占有して、ほとんど固まってしまいます。いろいろ調べていたら、修正パッチがあるとの情報を得ました。早速当ててみましたが、多少改善した程度。やはり、100%近くのリソースを使っています。

Microsoft Updateが働いたとき、OSの「更新をダウンロード中:0%」のまま進まないの状況下でこういう現象が起こるのでMicrosoft Updateのトラブルである事は確かです。

それにしても、Windows機を使っていると、OSのパッチだの、ウィルス定義の更新だの、マルウェアの検出だの、毎日メンテナンスばかりやっているような状況です。
これでは、本来の業務のためにPCを買ったのか、マイクロソフトと業界をサポートするために買ったのか、わけが分かりません。

PS
私の対策は、svchostを強制終了して、Windows Updateを手動で起動しパッチを当て、再起動です。

2007年5月9日水曜日

今年初めて

今日は暑くて、今年始めて半袖を着ました。でも、ランチに行ったレストランでは運良く窓際の席を確保できて、大きな窓が開け放たれていたので気持ちが良かったです。欧米の雰囲気。

2007年5月5日土曜日

ハイテイストAF一眼 − Canon EOS 55

むかし持っていたキヤノンの一眼レフカメラ(当時は銀塩)。EOS-3をメインで使っていて、そのサブ機として利用しようと思って買ったのですが、ほとんど出番がありませんでした。EOS 5が、初めて「視線入力」によるAFを採用しましたが、EOS 55は測距点を3箇所に減らした廉価版という位置づけだったでしょう。しかし、EOS 5に比べてその作りがチープだったのは否めません。視線入力も使った記憶がありません。良かった点は、シャッター音が静かだったこと。

サブ機は(私の場合)、メイン機がトラブった時に使うものですが、EOS-3ががんばってくれたお陰で使う機会がありませんでした。結局、数本のフィルムを通しただけで、知り合いに売ってしまいました。

キヤノン EOS 55
http://cweb.canon.jp/camera/eos/55/index.html

2007年5月1日火曜日

メーデー

5月1日は「メーデー」ですが、緊急時に「メーデー、メーデー」と叫んでいる場面を映画などでよく見ます。「どういう関係があるの?」と思っていましたが、何の関係もありませんでした。

緊急時の「メーデー」はフランス語のm'aidezから。「私を助けて」という意味です。発音は「めでー」ですね。

2007年4月26日木曜日

巨大サバ

今日の昼食に行った某レストラン。魚料理のお店だったのですが、「焼魚御膳」を注文したら、「今日はサバです」とのこと。出てきたサバが巨大でした。普通の2倍の大きさはあります。このお店には何回か行っているのですが、前と違って刺身も付いてきました。

満腹、というか、食べ過ぎ・・・。

2007年4月12日木曜日

ナポリの治安

ナポリの治安は悪いことで有名(?)ですが、私が泊まったのは中央駅前広場のホテルと、Tribunali通りのホテル。どちらも治安の悪いところと言われています。駅近のホテルにタクシーで到着した時は、タクシーの運転手に「すぐに機材をホテルに入れろ!」と言われました。もたもたしていると持って行かれてしまうということでしょう。
Tribunali通りは見るからに怪しい界隈です。家族連れ、女性だけのグループにはお勧めし難い。でも、便利さでは格別でした。ホテルの対応も良かったです。(そんなに若くないホテルの女性スタッフに重い荷物を部屋まで運んでもらった時は、こちらが恐縮したくらいです)

でも、それなりに周りの状況を確認すれば(本当に危ないところに行かなければ)、庶民の生活が身近に感じられて、良い経験になりました。

新年度

私が海外に行っている間に、日本は新年度になっていたわけですが、コンビニにも新しいスタッフが登場しています。私は、支払いをよくEdyで行うのですが、この新人たちはEdyの課金操作に慣れていない模様です。素早く支払える筈のEdyですが、かえってもたもたして、現金で払った方が早かったか、という場面も。
OJTなんでしょうが、早く操作を習得して欲しいものです。
��私も昔、コンビニでアルバイトしていましたから、次々と登場する機能やサービスに慣れない気持ちはよく分かります。

イタリアの天気予報は軍が発表?

今回のイタリア訪問ではテレビをほとんど見なかったのですが(そういえば前回も)、同行者から「天気予報は軍服を着た人がやっている」と聞いて、「まさか」と思いました。が、実際にそれらしい服装です。私は、天気に影響を受け易い航海関係者(つまり船員)では無いかと推測しましたが、イタリアの人に確認したところ、間違いなく軍人とのこと。
私が訪問した他のヨーロッパの国で、軍人が天気予報をやっている例は知りません。現地の人には常識でしょうが、旅行者には驚きでした。

ちなみに、イギリスもスペインもフランスも、お天気お姉さん系です。アメリカでは気象予報士系も。(全てのチャンネルをチェックしたわけではないので、断定はしませんが)

2007年4月11日水曜日

ナポリのピザ

昨年に続いて今年もナポリに行きましたが、とうとうピザを食べる機会がありませんでした。昨年も食べていないので、「何を考えているんだ」と言われそうです。

でも、ナポリの某レストランで食べたスパゲッティはめちゃめちゃ美味しかった。肉料理や魚料理はたいしたことないですが、パスタについては、さすがイタリアは本場です。

区長選挙公開討論会

文京区区長選挙の立候補予定者を集めた公開討論会を傍聴しました。財政、経済振興、少子化対策、高齢化問題、防災、教育と、様々なテーマについて議論が交わされました。
ただ、私はもっと丁々発止の議論を期待していました。区民に印象の悪い主張は避けて、一般論化してかわす発言があったのは残念です。確かに、○か×かで政策を判定するのは分かりやすけれども危険です。しかし、区民に明確な政策の選択肢を提示しないと、選挙を行う意味がありません。
本来であればインターネットも活用して、マニフェストの比較検討が行えるようにすべきですが、現在の公選法とその解釈のもとでは難しい状況です。


ちなみに、私からの独断による各候補へのアドバイスは・・・
A候補:
区政の独善と独断を批判しながら、自分自身が独善的になっていないか、もう一度見直してみましょう。
B候補:
もう一度勉強して出直しましょう。
C候補:
他人の意見に賛成するばかりでなく、「自分ならこうする」という主張を鮮明にしましょう。
D候補:
手堅くまとめましたが、区長になっても“調整型”で行くのでしょうか?区民に分かり易く政策を提示しましょう。
名前は出しませんが、ご本人なら分かると思います。

スマイル、スマイル Part II

『スマイル、スマイル』と題して、外国のホテルの受付の人などが笑わない話を書きました。逆に、「日本人はニタニタ笑って気持ち悪い」という外国の方の印象も聞いたことがあります。
今回、短い期間ではありましたが、イタリアを旅行して、その気持ちが少しだけ分かったような気がしました。イタリアの某ホテルでは受付の人が笑顔で接してくれました。しかし、それが逆に違和感を覚えさせるのです。
考えてみれば、イタリアで赤の他人が笑顔で接するのは、ぼったくりのタクシーの運転手が筆頭です。ぼったくりじゃないタクシーの運転手は普通のイタリア人と同じ。そういう経験がいつの間にかインプットされて、「ニコニコしているのは何か企んでいるんじゃないか?」と邪推してしまうのです。
「日本人が笑うのが気持ち悪い」という印象を、ほんの少し分かった気がしました。

スマイル、スマイル
http://cgi36.plala.or.jp/super_yo/imgdiary300/diary/bn2005_03.html

2007年4月10日火曜日

心のバリアフリー

今年もイタリアを訪問しました。前回と違って、今回は地元のバスに乗る機会がありました。タクシーとバスでは、料金に10倍以上の開きがあるので、タクシーは一般市民はほとんど利用しません。バスに乗ることによって、市民の暮らしを垣間みることができました。

その中でも印象に残ったのが、お年寄りや体の不自由な方に対する心遣い。席を譲ったり、空いてる席を案内したり、乗車を手伝ったり、という光景が普通に見られました。
日本では、バリアフリーというと、エレベーターを設置したり、低床+ノンステップバスを導入したりという、ハード面ばかりに注目が行きますが、周りの人が少し手伝ってあげるだけで、費用をかけずに今日からでもできるバリアフリー社会が実現できるのです。

欧米が何でも良いとは言いませんが、見習うべきは見習った方が良いと感じました。

auの弱点

MNP(番号ポータビリティ)では一人勝ちのauですが、海外に出かける場合は不便です。私が使っているのはグローバルパスポート対応ですが、通話できる地域が限定されています。事実上の世界標準であるGSMには対応していないのです。
新しい機種では、au ICカード(SIMカードに相当)を差し替えることによって同番でGSM地域でも使えるようになりましたが、au ICカード非対応機種の場合、NTTドコモのように「WORLD WING海外専用カード」に相当するカードを発行してくれないので、同番では使えません。

私のau機は、海外では目覚まし時計代わりになっています・・・。

2007年3月23日金曜日

来週からタリーズ値上げ

来週の木曜日(3/29)からタリーズのコーヒーが値上げになります。例えば、
カフェ ラテ 290円→320円
カフェ モカ 330円→360円

約1割の値上げです。これで、スターバックスと逆転していた価格が、タリーズの方が高い状態に戻り(?)ました。
なお、何故かカプチーノは290円→300円という価格設定です。ラテと価格差があるのは多分タリーズだけです。裏技で、ウェット・カプチーノにしたらラテとほとんど同じ飲み物を20円安で買えるということでしょうか・・・。

※上記価格はいずれもショートサイズ

タリーズコーヒー
http://www.tullys.co.jp/

価格改定のお知らせ(PDF)
http://www.tullys.co.jp/price.pdf

29日追記:
ショートサイズのウェット・カプチーノをちゃんとオーダーできて、300円でした。

2007年3月21日水曜日

冥王星等の天体を「準惑星」と呼ぶことに

昨年のIAU総会で冥王星等の天体を「惑星」からDwarf Planetに再分類する決定がされ、日本語訳として「矮惑星」が仮称で使われていましたが、日本学術会議で「準惑星」と呼ぶことが決まったようです。
また、海王星以遠天体(TNO)を「太陽系外縁天体」と呼ぶことになります。昨年来、一般の関心を集めた話題でしたが、ほぼ決着をみました。

毎日新聞
冥王星:分類名は準惑星、新定義対応の和名提言 学術会議
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070322k0000m040041000c.html

冥王星が惑星でなくなる
http://pub.ne.jp/tadashim/?entry_id=292431

2007年3月20日火曜日

ボンバルディア機のトラブルは続くよ、どこまでも。

高知龍馬空港で胴体着陸事故を起こしたボンバルディア機。副社長が来日して、「申し訳ない」と一応謝罪したことは、日本の文化を事前にリサーチしたことが伺われますが、同時に「安全性に問題は無い」と繰り返しています。

そんな中、今日も熊本空港に着陸したボンバルディア機が通常操作で車輪が出ず、手動操作で車輪を出したという事件がありました。

高知県知事や高知市長は、全日空に代替機を使用するよう要請していますが、全日空は応じる意志が無いようです。それは、やはりコスト面のアドバンテージが大きいのでしょう。
��高知←→大阪便は、その他に、伊丹空港のジェット機発着枠が満杯という理由もある)

確かに、機体が安く、燃費が良ければ、経営上の観点から使用したくなる気持ちも分からないではありません。それなら、トラブルが起こったらその都度、乗客の航空運賃を全額払い戻す制度を導入すべきです。同時に、一定規準以上の事故・トラブルを起こした場合は、同型機の一定期間の飛行を差し止める制度も導入。そうすれば、トラブルが多ければ採算が合わなくなるので、より安全な代替機への切替も進む可能性があります。

毎日新聞
ボンバルディア機:パイロットが手動で車輪出す 熊本空港
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070320k0000e040112000c.html

高知の話に限定ですが、伊丹空港のジェット機発着枠の問題については、高知龍馬空港←→神戸空港にジェット便を就航させて解決してほしいと思っています。大阪中心部へのアクセスでは、伊丹空港も神戸空港もほとんど変わりません。機材はボーイング737か、エアバスA318でしょうか。

2007年3月13日火曜日

ボンバルディア機が高知空港に胴体着陸

以前、「航空機もβ版?」と題して地方航路に導入されているボンバルディア機の問題について書きましたが、今日、大阪→高知の全日空1603便(ボンバルディアDHC8-Q400)が前輪が出ないまま胴体着陸するという事故がありました。
大阪と高知を結ぶこの機体はトラブルが多く、「いつか・・・」と思っていた関係者は多いのではないかと思います。
しかも、この機体は老朽化してトラブルが多いのではなく、新しい機体で“こなれていない”ことが原因というのですから、なお深刻な問題です。
燃費や、導入費用の面でひょっとすると有利なので使用されているのかも知れませんが、コスト削減の結果、地方空港を利用するのは中南米並みに命がけ、という状況だけは願い下げにしたいものです。

毎日新聞
全日空機:前輪が下りないまま着陸 高知空港
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070313k0000e040028000c.html

航空機もβ版?
http://pub.ne.jp/tadashim/?entry_id=99994

2007年3月8日木曜日

明石市のプラネタリウム

明石市立天文科学館のプラネタリウムが更新されるようです。1960年に開館、ツァイス・イエナのUniversal機はさすがにメンテナンスができなくなったとのこと。昔の味のある機械だけに、ちょっぴり寂しい思いもします。ここはおそらく、現在公開されているプラネタリウムで最古の機械の筈です。その次が名古屋市科学館のツァイスIV型。ちなみに、名古屋もリニューアルの予定です。
機会をみつけて見に行きたいと思っています。

明石のプラネタリウム引退へ
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000703070001

2007年3月7日水曜日

Olympus E-410

実は、最近発表されたデジタル一眼レフカメラで気になっているのは、オリンパスのE-410です。プロ用のE-1は興味が無かったのですが、このE-410は「世界最小・最薄・最軽量」というキャッチといい、その外観といい、OM-1やOM-2を彷彿とさせるのです。
私はずーっとキヤノンの一眼レフカメラ(銀塩、デジタルとも)を使っているのですが、銀塩の頃のOM-1やOM-2も気になってました。それを久しぶりに思い出したのです。まだ実機は触っていないので、実際の感触は分かりませんが、1台手元にあって、気軽に持ち出せる一眼としての価値はあるかな、と思いました。

オリンパス
OLYMPUS E-SYSTEM:ライブビューデジタル一眼レフカメラ E-410
http://olympus-esystem.jp/products/e410/

OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-410 レンズキット ED14-42mm F3.5-5.6 付



2007年3月6日火曜日

Canon EOS-1D Mark III

2月22日にキャノンから、EOS-1D Mark II Nの後継機、Mark IIIが発表されました。画素数が1000万画素になり、デュアルDIGIC III採用、3インチの大型液晶モニターが目を引きます。センサークリーニング機能も付きました。
今日、実機を手にしてきましたが、操作性、特に設定メニューの方式が変わっていて、少々戸惑いました。慣れの問題だとは思いますが。なお、この機種から電源がリチウムイオンに変わりました。今まではニッケル水素だったのですが、軽くなって容量増加です。Mark IIIの最大の進歩は、実はバッテリーかも知れません。

キヤノン
高性能・高信頼性を追求しシステムを全面的に一新した
プロ用デジタル一眼レフカメラ“キヤノン EOS-1D Mark III”
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2007-02/pr-eos1dmk3.html

EOS-1D Mark III
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dmk3/index.html


Canon EOS-1DMK3 EOS-1D MARK III(JP)

DIGIC IIIには「顔認識機能」が内蔵されている筈ですが、裏機能で「顔にピントを合わす」ことはできないのでしょうか?
なお、カスタムファンクションの「AFマイクロアジャストメント」でレンズ個別にピントの微調整をする機能がありますが、レンズ別に設定可能なものの、同種レンズを識別することはできないそうです。つまり、例えばEF24-105mm F4L IS USMを2本持っていて使い分けていたとしても、それぞれを「別のレンズ」とは認識しないということです。

2007年3月1日木曜日

偶然

今日、出張のため羽田空港に向かっていたら、偶然高知のM氏と遭遇しました。M氏は祭りのインターネット中継の実施の時にお世話になり、10年来のおつきあいです。東京には頻繁に来るわけではないそうですし、私も出張で飛行機を使う機会がそれほど多いわけでもないのですが、ほとんど因縁とも言える出会いでした。
電車の中でいろいろ情報交換しましたが、また一緒に仕事ができればと思っています。

2007年2月24日土曜日

ザンサイアン by Cocco

久しぶりに、この週末Coccoを聴いています。Coccoワールドは毒のある純粋な美。これほどまでに残酷な詩を、これほどでに美しく歌うアーティストが他にいるでしょうか。でも、2001年に活動中止。当時は驚きましたが、同時に、コマーシャリズムに乗り始めたCoccoという「名前」の延長線上にCoccoが本当にやりたいことが存在しているのだろうか、と感じたのも事実。つまり、Coccoというパッケージとして市場に出て行くことにより、本来ポリヴァレントな彼女が窮屈になってしまったのではないかということ。
その後迂路曲折はありましたが、昨年の活動再開で、ファンの一人としてはやっぱり素直に嬉しく思いました。

最新アルバムの『ザンサイアン』は、今までとは雰囲気が違います。プロデュースの変化なのかも知れませんし、Cocco自身の方向性なのかも知れませんが、何となく沖縄のアイデンティティを覚えます。(Coccoの曲を聞いて「沖縄に行こう」と思ったことは無かったのですが、『ザンサイアン』を聴いたら沖縄に行きたくなりました)
CoccoがCoccoとして、パッケージではなく固有名詞のCoccoとして今後活躍することを、期待させてくれるような、大きな可能性を感じさせてくれました。

Cocco official site
http://www.cocco.co.jp/

ザンサイアン(初回限定盤)(DVD付)

2007年2月23日金曜日

「さびた機械」

柳沢厚生労働大臣の「産む機械」発言が大きな批判を浴び、そろそろ事態収拾かと思っていたら、今度は「錆びた機械」発言です。本人は「地方議員だから物議を醸さない」と言っているそうですが、困ったものです。

最近の日本の“トップ層”は、どうも人間を人では無く「機械」として見ているというのはどうやら正しそうです。女性に対する見方とは別に、例えば、格差社会への批判への反論にしても、「能力の差に応じて所得格差が生じるのは当然」と主張されていますが、彼らの頭中にあるのは労働生産性やら失業率などの数値に違いありません。「非正規雇用などの低賃金でも働き口があるだけマシ」的な発想で、生身の人間が生活し、結婚し、子供を産み育てる、という人としての暮らしを保障しよう、などという考えは無いわけです。


高知新聞
厚労相批判女性は「さびきった機械」 高知市議
http://www.kochinews.co.jp/0702/070223headline11.htm#shimen11

2007年2月20日火曜日

パンフレット

昔、天体望遠鏡のカタログを取り寄せる時は、どのメーカーも「○○円切手を同封して下さい」というお願いをしていました。送料に若干上乗せされていて、事実上有料で配布していたのです。今もそのようにしているかは分かりませんが、実に合理的なシステムです。

現在は、インターネットが普及して、PDF等でパンフレットが配布されるケースも増えてきました。ただ、お客様との打ち合わせでは、やはり印刷したパンフレットが欲しい場合もあります。こんな時のために、有料でパンフレットを配っていただければと思うのです。

要らないパンフレットが配られて大量のゴミになったり、必要なパンフレットが手に入りにくくなったりする不合理も、「必要な時に必要なだけ」配れるシステムの一つの方法として、見直してみてはどうかと思いました。

2007年2月16日金曜日

イオンの謎

私は食料や日用品をイオン(ジャスコ)で買い物するのですが、ほとんどのように、買いに行ったものが売り切れで買えないことがあります。この業界では、機会損失は忌み嫌われていると思うのですが、飛ぶ鳥を落とす勢いの(?)イオンで何故このような現象が起こるのでしょう。
ひょっとして、わざと欠品を発生させ、来店回数を多くさせようという戦術でしょうか?

考え過ぎ・・・?

2007年2月14日水曜日

春一番(二十四節気)

今日のニュースで、春一番が九州・中国・北陸地方で吹いたという報道があり、「春一番」のような季節の趣のある言葉をどのように外国語で説明したものか、調べてみました。英語はありそうなので、敢えてフランス語で・・・。

と思ったのですが、かなり挫折気味・・・。



ちなみに、「春一番」はle premier vent fort du printemps.





24 temps à la saison




































































































































































季節二十四節気名Saison24 temps à la saison 太陽黄経
立春(りっしゅん)PrintempsPremier jour du printemps 315°
雨水(うすい)Le temps tourne à s'adoucir, la neige et la glace fondent
330°
啓蟄(けいちつ)Le temps quand l'hibernation d'un incecte finit
345°
春分(しゅんぶん)Équinoxe de printemps
清明(せいめい) 15°
穀雨(こくう) 30°
立夏(りっか)ÉtéPremier jour de l'été 45°
小満(しょうまん) 60°
芒種(ぼうしゅ) 75°
夏至(げし)Solstice d'été 90°
小暑(しょうしょ) 105°
大暑(たいしょ) 120°
立秋(りっしゅう)AutomnePremier jour de l'automne 135°
処暑(しょしょ) 150°
白露(はくろ) 165°
秋分(しゅうぶん)Équinoxe d'automne 180°
寒露(かんろ) 195°
霜降(そうこう) 210°
立冬(りっとう)HiverPremier jour de l'hiver 225°
小雪(しょうせつ) 240°
大雪(たいせつ) 255°
冬至(とうじ)Solstice d'hiver 270°
小寒(しょうかん) 285°
大寒(だいかん) 300°


参考

『プチ・ロワイヤル和仏辞典(第3版)』(昭文社)
二十四節気の太陽黄径のデータは「国立天文台/暦用語解説」

国立天文台
二十四節気
http://www.nao.ac.jp/koyomi/faq/24sekki.html

PS
その後の報道で、関東地方にも「春一番」が観測されました。


2007年2月10日土曜日

東洋町の「放射性廃棄物最終処分施設」建設調査応募問題

高知県東洋町の町長が、突然高レベル放射性廃棄物最終処分施設の建設調査に応募したというニュースが報じられ、町長に批判が集まっています。批判のもとは、町長が議会や住民に事前の相談も無く“独断で”調査応募した点ですが、このことに対し、町長は「高度な政治的判断」と回答しています。

私は、個人的には原子力発電に批判的な立場ですし、どうしても地層処分するというなら、最大の受益者である東京都、例えばお台場に建設しろ!という考え方ですが、この件を通じて見えてくるのは、地方の自治体が抱える財政問題と国との関係です。
東洋町もご他聞に漏れず、自主財源の何倍にも相当する借金を抱えており、それを償還する名案も無いのが実情です。町長が、応募するだけで(実際に建設するかは別問題)年間10億円もの補助金が出ると聞いて、財政立て直しの手段として考えたのもあながち非論理的とは言えません。その手法はともかく、まるで町長が悪行非道の輩であるかの非難はあたらないと思うのです。
東洋町に限らず、財政問題を抱える自治体は全国各地にあります。これは、「地方の時代」と称しながら、実際には地方を切り捨て、地域間の格差を拡大させてきた政策の失敗であるとしか言いようがありません。その上、苦しくなった自治体に、補助金をエサにしていわゆる迷惑施設を押し付ける手法が果たして正義に叶うものか、大いに疑問です。
私は、この件を機会に、国と地方のあり方についてもう一度考え直してみるべきと思っています。
毎日新聞
放射性廃棄物最終処分施設:高知・東洋町、建設の実現は不透明 地元反対で中止も
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070126ddm003040049000c.html
高知新聞
「なぜ急ぐ」「財政厳しい」賛否二分 核廃施設問題
http://www.kochinews.co.jp/0702/070210headline01.htm#shimen1

2007年2月9日金曜日

ASCENSION by MISIA

久しぶりにMISIAのアルバムが発売されました。さっそく手に入れて聴きました。良い曲ぞろいで満足。ちなみに、私が買ったのは初回限定版で36ページのブックレット付き。私もCDを制作していますので、こういう作り方もあるんだ、と感心しました。ただ、厚めのCDケースとか簡単にオーダーできるのかは現時点で分かりません。

MISIA オフィシャルサイト
http://www.rhythmedia.co.jp/misia/index_main.html

 ASCENSION

2007年2月8日木曜日

お客様に教えて頂いたこと

あるお客様と打ち合わせをしていた時の話。私から「VLANを組みましょう」と提案させて頂いたのですが、同席された方が「VLANとは何か」について100%把握されていないようでした。その時、別のお客様が助け船を出して下さって、電車の路線を例に説明されました。

例えば東京の路線で例えると・・・
○山手線と京浜東北線は線路も走る電車も違い、行き先も違う
○埼京線と湘南新宿ラインは線路が同じだが電車は違い、行き先も違う
となります。前者が物理的にネットワークを別々に設置するケース(VLANを用いない)、後者が論理的にネットワークを分けるケース(VLANを用いる)に該当します。

お客様とお仕事をする時、実はベンダーも同時に勉強させられることも多いのです。

2007年2月7日水曜日

はごろもフーズ

不二家の不祥事に絡んで食の安全の関心が高まっています。以前、私はアップルコンピュータ社のiBook G4のバッテリーリコールを経験しましたが、缶詰でも“当たって”しまいました。はごろもフーズの工場で、グリンピースの缶を消毒せずに使用していたというもの。今回は消費者の苦情を受けて自主回収に踏み切ったようですからいいのですが、引き続き品質管理については細心の注意を払ってほしいものです。


私の手元の該当製品

はごろもフーズ
お詫びとお知らせ
http://www.hagoromofoods.co.jp/oshirase/index.html

2007年2月2日金曜日

子供を産む機械

柳沢厚生労働大臣の“子供を産む機械”というトンデモ発言が非難を浴びていますが、海外でどのように捉えられているか、興味がありました。
そもそも、“子供を産む機械”を外国語で何と表現するのか・・・。私はBaby Producing Machinesと訳しましたが、Baby-making Machinesとする訳が最も多くヒットします。この他に、Birth-giving Machines、Childbearing Machinesもありました。フランス語では単語というより、発言の引用になっています。

この問題の本質は、柳沢発言が「本音」であるということが窺われて、日本人の女性に対するものの見方が依然として古いままではないかと疑われるからですが、さすがにここまで酷い発言だと、弁護する人もいないですね。

ちなみに、一昔前までは、「憲法改正」とポロっと言っただけで大臣の首が飛びましたが、時代は変わったものです。

BBC NEWS
Japan gaffe minister 'must quit'
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/6313265.stm

Le Monde
Rendement, par Robert Solé
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0,36-861434,0.html

2007年2月1日木曜日

喫煙時間

あのフランスで、全面禁煙制度が導入されたようですが、私が会社に勤めていた時、非喫煙者(=私)にとって不公平だなと思っていました。仮に、オフィスで10本吸うとして、1回に5分かかるとすれば、50分の休憩時間が与えられる訳です。非喫煙者はその間も仕事をしているので、1日あたり昼休み分の差がつくことになります。この事を問題視する人はいなかった(今もいない?)のですが、フランス人なら文句を言い兼ねません・・・。

Le Monde
L'interdiction de fumer dans les lieux publics en France est entrée en vigueur
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3226,36-862124@51-860588,0.html

2007年1月31日水曜日

I don't agree with Mr. Yanagisawa

Mr. Yanagisawa, the minister of Health, Labour and Welfare, indicated in his speech that women were "baby producing machines".
Some foreigners may regard that major Japanese men agree with that point of view, however, I don't approve for his opinion. Also I don't think many Japanese men agree with him.

M. Yanagisawa, le ministre de la Santé, de l'Emploi et de la Protection sociale, a indiqué dans son discours que les femmes étaient "des machines à produire des bébés". Quelques étrangers peuvent considérer que des hommes japonais principaux sont d'accord avec ce point de vue, cependant, je n'approuve pas pour sa opinion. En outre je ne pense pas que beaucoup des hommes japonais soient d'accord avec celui.

This could be a lager problem because it is believed that many men expect women as "baby producing" existence in Japan. I must agree that many people accepted such a mind in the old days. But I don't think it is a majority nowadays. Mr. Yanagisawa is 71 years old so he might follow the old-fashioned idea however few Japanese men and women agree with him. Also Mr. Yanagisawa apologized about his speech. Prime minister Shinzo Abe expressed his regret over Yanagisawa's words. Whatever Mr. Yanagisawa has his own opinion, it is clear that such an idea is unacceptable any longer in Japan.
Ceci pourrait être un problème plus sérieux parce qu'on le croit que beaucoup des hommes espérent des femmes comme l'existence en "produisant bébé" au Japon. Je dois convenir que beaucoup des gens ont accepté ca façon de panser en vieux jours. Mais je ne crois pas que ce soit une majorité ces temps-ci. M. Yanagisawa a 71 ans ainsi il pourrait suivre l'idée ancienne poutant peu d'homme et de femme japonais sont d'accord avec lui. Plus M. Yanagisawa a présenté ses excuses au sujet de son discours. Le premier ministre Shinzo Abe a exprimé son regret au-dessus des mots de Yanagisawa. Quelque M. Yanagisawa ait son avis, il est clair qu'une telle idée soit inacceptable au Japon.

「あるある」問題

関西テレビの番組『発掘!あるある大事典』がねつ造疑惑で非難を浴びていますが、この番組に限らず、いわゆる理科系の番組はそのほとんどが私に言わせればインチキです。「いまさら何を騒いでいるの?」というのが正直な感想。
報道によれば、同番組での“実験”と称するものが実は実験を行っていなかったり、データをねつ造したりしていたことが問題とされていますが、もしも、“実験”を行っていて、データが取得されていればOKかと言えば、全くそんなことはありません。
例え“実験”が行われていても、それは科学的な観点から言えば何の意味も無いものです。データをでっち上げようが、どうしようが、問題の本質にさほど関係しない。
この点が実は一番重要なのですが、それを議論するマスコミは皆無という状況では、今後ともこの問題は永久に解決する見込みが無いという意味で、絶望的です。

不二家

私は、回復不能な不祥事を起こした企業は潰れるべき(市場から出て行っていただく)だと思っています。が、不二家がど〜しても存続したいと願うなら、最低限消費者に「全く違う企業に生まれ変わる」くらいの気概は見せてほしいものです。

・品質管理に関わる会議の全ての議事録を即日インターネットで公開する
・全ての工場にライブカメラを設置し、24時間365日インターネットで公開する
・全ての工場における品質管理検査のデータをリアルタイムでインターネットで公開する
・商品に対する苦情受付窓口を24時間365日体制で稼働する
・会社の役員は全員退陣する
・創業者一族は株を全て市場で売る

「他の企業と同じレベル」だったら不二家は要りません。他の企業より先進的な取り組みをして、初めて信頼の第一歩を踏み出せるというものです。

2007年1月26日金曜日

インフルエンザ

インフルエンザにかかって、3日間寝込みました・・・。

第1日
何となく風邪っぽい。熱は37度。たいしたことないので、葛根湯を買って飲む。(自己診断では麻黄湯の適用だったが、薬局には売ってない。麻黄が入ってるからいいか・・・)
第2日
熱が出てきた。38.5度。しかし、ただの風邪なら病院に行っても仕方が無い(「風邪」を直す薬は無い)。そのまま静養。
第3日
しかし、熱が収まらない。39度に達する。悪寒がすることも考えあわせてインフルエンザを疑う。アマンタジンやタミフルは発症から48時間以内に服用しないと効かないので、病院に行くことにする。
  ☆
病院ではインフルエンザ検査キットで診断を待つ。15分待って、A型インフルエンザに感染との判定。タミフルと、その他の(毒にも薬にもならない)薬剤が処方される。
第4日
熱はほぼ平熱になった。体は相変わらずだるい。
第5日
体を動かすときつい・・・。
病院に行ったのは久しぶり(5年以上かも)なので、いろいろ勉強になりました。インフルエンザ検査キットがあることは知っていましたが、15分で型まで分かってしまうなんて夢のよう。「特効薬」というのはいかがかとは思いますが、タミフルも効果的な薬剤です。
あと、領収証が詳しくなっていたりとか・・・(昨年の10月かららしい)
ただ、正直助かったのは解熱鎮痛剤カロナール錠。私は、熱が出てもOTC薬は飲まないのですが(発熱は体の自然な反応だから)、やはり辛いものです。タミフルが処方されたので、同時に処方されたカロナール錠を飲むことができました。お陰で夜も眠ることができたのです。
結果論から言えばあと1日早く病院行っておけばというところですが、今回は、ほとんど咳も出ず、鼻水も出ないで、熱だけがある症状でしたので、検査キットで反応が出たかも不明です。
それにしても、今年は暖冬のせいかインフルエンザがそれほど流行しておらず、どこで拾ってしまったのか、油断ならない事態です。皆さんもお気をつけ下さい。
【注意】
風邪の症状がある場合は自己判断せず、早めに医師の診察を受けましょう。また、上記は私の場合であり、個人によって症状、経過は異なります。当然、医師の処方も異なります。医師の指示に従って、養生して下さい。

2007年1月20日土曜日

自動車システムの欠陥

痛ましい交通事故のニュースを聞く度に思うのですが、システムとして捉えた時の自動車の完成度、特に安全性についてはほとんど欠陥としか言いようの無いものだと認識しています。
だいたい、通常の使用方法で何かに衝突するという事象が起こりえないにも関わらず、衝突回避システムを備えていないのが不思議です。

自動車メーカーが売る「安全性」は運転者や同乗者にばかり向けられていて、「万が一事故を起こしても死にません」と言わんばかりです。事故に巻き込まれる歩行者はどうなるんでしょう?

そりゃ、事故に巻き込まれる歩行者は自動車メーカーに(直接)お金を払わない意味で顧客ではないですが、いまどき、社会的責任としてそれで許されるのでしょうか。

交通事故が起こると、運転者の責任でほぼ決着し、メーカーが責任を問われる事態はほとんど起こっていません。このパラダイムをそろそろ見直すべき時期にきていると私は思っています。

2007年1月18日木曜日

“お墨付き”和食レストラン

いよいよパリで、“お墨付き”和食レストランを認定する制度が始まりました。「日本食レストラン価値向上委員会」がレストランを審査して、パスしたレストランを認証するもの。確かに、前にも書きましたがパリには怪しい“和食”が多過ぎるので、ブランド・アイデンティティを確保する意味で賛成です。
もちろん、「和食」かどうかということと、「良い」レストランかどうかということとは別問題です。

Le Comité d'Evaluation de la Cuisine Japonaise
http://www.cecj.fr/

2007年1月17日水曜日

南京虫事件

イギリスの高級ホテルで、南京虫に噛まれた人がホテルを訴えたというニュースがありましたが、それで思い出したのが、以前IPSに出席していたメンバーの事件。
彼らはアメリカの某ホテルに泊まったのですが、初日に枕銭を置くのを忘れたら、次の日の夜、南京虫に噛まれたというもの。フロントに苦情を言いにいったら「そうですか・・・」と何事も無かったように部屋を変えてくれたそうです。もちろん、因果関係は不明ですが、彼らはきっと「仕返しに違いない」と思ったそうです。

ただ、その話を聞いた周りの人は、「南京虫を知っているのか」と別の理由で驚いていました。確かに、「南京虫」と言われても形も想像できないし、仮に見ても、それを「南京虫」と認識できたとは思えません。
そういえば、被害者の方は若干ご年配の方で・・・。

IPS出張のためアメリカを訪問した業界の重鎮氏と番組制作会社社長氏が被害者。出張費を節約するため、ルームシェアしたらしい。ちなみに、私は別のホテルで無事でした。
「南京虫」はトコジラミとも言うそうですが、シラミの仲間ではなく、カメムシの仲間。英語ではBed Bugと言うそうです。最近は欧米でも復活(?)していて、旅行者の脅威になっています。
Bed Bugs - University of Kentucky Entomology
http://www.uky.edu/Ag/Entomology/entfacts/struct/ef636.htm

2007年1月14日日曜日

日本人の言い訳

最近の日本人の言い訳

政府
��閣僚の事務所経費計上に関する疑問に対して)
「順法的な内容についてはコメントしない。問題があれば国会で議論すべき」

NHK
��第57回紅白歌合戦の演出について)
「それはDJ ○ZMAの責任で、我々は知らなかった」

不二家
��消費期限切れの牛乳でシュークリームを製造し出荷した件について)
「一従業員がやったことで、残念だ」

結局のところ、当事者に責任能力が無いことを露呈しているだけです。小学生の言い訳と同じ。昨年のいじめ問題における校長と教育委員会といい、この国の大人の「責任感」はどこに行ってしまったのでしょう?

2007年1月11日木曜日

教育用CentOS構築メモ

Windows置き換えを前提として、CentOSを教育用、特に小学校教育に用いるための環境構築に関して考察してみました。

(1) インストール
通常通りのインストール作業で良い。言語は「日本語」、キーボードも「日本語」を選択する。インストールの種類は「パーソナルデスクトップ」か「ワークステーション」を選択する。試験環境では、アプリケーションのコンパイルが必要だったので、「ワークステーション」を選択。
ハードディスクのパーティションは自動割り当てで良い。
(2) ログイン
ログインの方法がWindowsXPとは異なり、ユーザー名をキーボードから入力する必要がある。カスタマイズで、ユーザー一覧から選択する方式も設定可能だが、この場合はダブルクリックで選択することになる。パスワードはキーボードから入力する。
Windows2000のようにユーザー名を入力する方式も設定可能
なお、自動ログインも可能だが、セキュリティーの観点から好ましくない。
(3) ユーザーインターフェース
GNOME、KDEが選べる。GNOMEはMacOS X風、KDEはWindows風と言えなくもないが、どちらにしてもWindowsと同等というわけにはいかない。また、ウィンドウマネージャーをインストールしたり、テーマを導入すれば、ユーザーインターフェースはいかようにも変えられるが、逆にそのことが導入を難しくしている面もある。
Windows95あるいはWindowsXPそっくりの外観にすることも可能だが、安定性その他の面でお勧めできない。
(4) アプリケーション
・ブラウザー
当然Internet Explorerは無い。デフォルトでFirefoxとSeaMonkeyが使える。しかし、いずれも英語版。Firefoxの日本語版をダウンロードしてインストールする必要がある。試験環境では、別のディレクトリに保存し、オリジナルのFirefoxより優先してパスを通した。

なお、当然Windows Media Playerは無いので、代替のMPlayerを使用する。mplayerplug-inをインストールすれば、Windows Mediaの他、QuickTime、RealMediaもプラグイン再生可能。Adobe Flash、Adobe Acrobatも利用できる。
・メール
当然Outlook Expressは無い。標準でインストールされるのはEvolution。Outlookに似たインターフェースなので、戸惑いは少ないと思う。お好みで、Thunderbirdをインストールしても良い。

・オフィススイート
OpenOfficeがインストールされる。ワードプロセッサ、スプレッドシート(表計算)、プレゼンテーションのドキュメントが作成可能。Microsoft Officeを意識しているので、慣れれば使いこなせると思う。ただし、標準で搭載されている日本フォントは少ない。Kochi Gothic、Kochi Mincho、東風ゴシック、東風明朝の4種類。

・その他
KDEをインストールすることにより、天文シミュレーターKStarsの利用が可能。

(5) 日本語入力
もちろん、デフォルトで日本語入力は可能だが、辞書が悪いのか、変換効率は良いとは言えない。辞書を鍛える必要がある。
(6) 印刷
使用するプリンターに依存するが、エプソンのレーザープリンターとキヤノンのインクジェットプリンターは問題無く使用できた。
(7) セキュリティー更新
「CentOS Network警戒通知ツール」が使える。デフォルトの設定で問題ない。アップデートが公開されると画面に!マークが表示されるので、管理者権限で更新する。

(8) ウィルス対策
デフォルトでは何もインストールされない。無償で使用するならAvira AntiVir PersonalEdition ClassicかClamAV。ただし、前者は「個人使用に限って無料」なので、学校での使用はライセンス料の支払い義務が発生するかもしれない。両者とも日本語版は無い。設定も、学校の先生が行うレベルは超えていると思うので、専門家の助けがあった方が良い。
結論
ウィルス対策を除けば、適切なインストールマニュアルがあれば、PCの操作に慣れた学校の先生であれば問題無く導入が可能と思われる。ただし、トラブルシューティングが無いと、何かあったとき路頭に迷う可能性もある。
参考
xpde
http://www.xpde.com/index.php
WindowsXP風デスクトップ
qvwm
http://www.csg.is.titech.ac.jp/~kourai/qvwm/index-ja.html
Windows95風デスクトップ
インプットメソッドuim
http://uim.freedesktop.org/wiki/FrontPage
標準搭載の代替

2007年1月10日水曜日

ついにiPhone登場

2年前、アップル社製の携帯電話について書きましたが、ついに実現しました。iPhoneの登場です。iPod機能を内蔵し、ブラウザーなどのアプリもついてくる模様。まずはアメリカでの発売で、日本での発売は未定らしいですが、大いに期待したいと思います。
ついでに、アップルコンピュータ社も社名を変更し、アップル社になりました。

アップルの携帯電話
http://cgi36.plala.or.jp/super_yo/imgdiary300/diary/bn2005_02.html

Apple iPhone
http://www.apple.com/iphone/

2007年1月8日月曜日

屋根の下で暮らす権利

フランスでは、“屋根の下で暮らす権利”を法的に保障しようとする動きがあります。日本では考えられない発想です。日本は、ここ数年で弱肉強食の自由主義的思想(「新自由主義」かも)が席巻していますから、政府も「ホームレスになるのは本人の努力が足りないせい、チャンスをやるからがんばれ(再チャレ)」という政策です。日本はアメリカの思想をほとんど100%受け入れていますから、この考え方を誰も不思議に思わないと思いますが、それが“グローバル・スタンダード”だと思ったら大間違い(もちろん、世界にはアメリカと日本と、それ以外の国しかない、という考えの人は除く)。

日本人は、「自由」と「平等」についてもう一度見直してみるべきと思っています。

Le Monde
Les campements de SDF continuent d'essaimer, Villepin espère une solution "dans les prochaines heures"
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3226,36-852806@51-837375,0.html

2007年1月6日土曜日

教育用LINUX

教育用LINUXを配付するという報道が昨年末にありました。具体的なパッケージは紹介されていませんでしたが、KNOPPIXのようです。配付するのも文部科学省ではなく、経済産業省とのこと。産業技術総合研究所がKNOPPIXの日本語化を行なっている経緯からだと思いますが、昔から(文部省と通産相の頃から)学校をターゲットとするITについてはしのぎを削っています。

私も、Windows 98やWindows Meの保守切れを迎えて、LINUXを活用できないかと考えていたので、その動きは歓迎すべきと思っています。ただ、KNOPPIXを配付してそれで終わりとはいかない筈です。教えるべき先生がLINUXを理解しているのか、教科書はあるのか・・・。
仕事では、サーバー用途で導入することが100%でしたが、デスクトップ用途でも検討してみようと思います。

もちろん、ですが、この記事もLINUX(CentOS)で書いています。



KNOPPIX Japanese Edition
http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/

CentOS
http://www.centos.org/

2007年1月5日金曜日

フランス語のサッカー用語



ほとんど自分用のメモですが・・・。













attaquant フォワード
milieu du terrain ミッドフィルダー
ailier gauche 左サイド
ailier droit 右サイド
défenseur ディフェンダー
gardien de but ゴールキーパー

hors-jeu オフサイド
huée (des huées) ブーイング
hymne national 国歌



2007年1月1日月曜日

NHK問題

NHKの番組「第57回紅白歌合戦」が批判を受けていますが、問題の本質が見失われているように思えてなりません。結論から言えば、NHKは国営放送にするべきなのです。

NHKは税金的性格を持つ受信料を集めていますが、国会で予算の承認を受けるものの、受信料収入はNHKの事業のみに使用されます。これは、特定財源と特殊法人との関係と同じで、運営がどうであれ、私たちが選挙で選んだ代表が直接NHKに口出しできない構造になっています。
これはもちろん、第4の権力としての言論機関が、政府権力から距離を置いて、批判的立場から3つの権力(司法・行政・立法)を牽制する役割を期待されているからで、それなりに意味を持っていました。しかし、実際は、与党の政治家からの影響力が大きいわけです。
つまり放送法の趣旨であるところの、受信料による番組制作によって、時の権力からの独立性を担保するという期待は事実上崩れているわけです。
それなら、今までのような水面下での影響力を及ぼすようなやり方を改めて、国会の場で堂々と議論の俎上に載せられるようにすべきです。
また、NHKの役割として、コマーシャリズムに左右されない放送コンテンツの制作が挙げられることもあります。例えば、伝統芸能や演歌など、視聴率が期待できない内容です。ただ、これは大変皮肉なことですが、「第57回紅白歌合戦」で批判を浴びたDJ OZMAはどう考えても多くの視聴者の支持を得られるコンテンツではないと私は思います。その意味では、NHKはNHKの本来の役割に沿って、DJ OZMAをお茶の間の視聴者に紹介したわけです。しかし、マイナーであれば何でもOKというはずも無く、NHKのあり方について直接関与もできない現状では、税金的性格を持つ受信料を取られるだけで制御不能なモンスターになってしまったと言えなくもありません。
日本は戦前と違って民主主義国家なのですから、選挙で選ばれた国民の代表がNHKの運営に関与するということに、大きな問題は無いと考えます。
その他の論点には以下のものがあります。
・放送法にいう「あまねく全国に放送する」NHKの役割は、民間放送、衛星放送、CS放送、ケーブルテレビ、インターネットの登場で意味を失った。
・視聴率の期待できないコンテンツは放送以外の手段で世の中に紹介できる。例えばインターネットなど。

謹賀新年

謹賀新年
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。