2016年12月31日土曜日

2016年大晦日

今年の大晦日(東京)は暖かいですね。毎年日没の写真を撮っているのですが、今回は寒さを全く感じませんでした。

ところで、今年も日本は様々な災害に苦しめられました。私が直接見た現場は熊本地震でした。壊れるのは一瞬でも、復旧・復興はなかなか思うように進みません。

自然災害の発生を無くすことは不可能なので、その災害から被る被害を最小限に抑える知恵が必要になります。

 個人的に嬉しかったニュースは、久しぶりの鹿島アントラーズのJリーグ優勝でした。年間勝点数が大きく開いた3位だったので、「なんちゃって優勝」と言われかねなかったのですが、クラブワールドカップで準優勝という活躍をしたお陰で、そんな批判を“黙らせる”ことに成功しました。
明日の天皇杯決勝戦も期待したいと思います。

それでは、よいお年をお迎え下さい。

2016年12月31日の日没

2016年12月3日土曜日

鹿島アントラーズ優勝

Jリーグチャンピオンシップ決勝で鹿島が勝ち、久しぶりのJリーグ優勝を決めました。

1回戦
鹿島 0-1 浦和

2回戦
鹿島 2-1 浦和

総得点、得失点差では並びましたが、アウェイゴール数で上回り、鹿島の勝ちとなりました。

年間勝点数で浦和が圧倒しているだけに、いろいろな意見はあると思いますが、ルール上のことなので、素直に喜びたいと思います。

ただ、来年からは1シーズン制に戻ります。「イレギュラーな優勝だった」と言われないよう、来年以降の活躍に期待したいと思います。

2016年10月12日水曜日

熊本地震

先月、とある用事で熊本県に行ってきました。地元の方の案内で、熊本地震で被災された地域や避難所を見てきました。(ご本人も被災者です)

東京にいると、順調に復興が進んでいる・・・と思いがちですが、実情は厳しいものがあります。もちろん、順調に復興が進んでいるところもあります。しかし、復興のスピードには格差があって、遅れているところはまだ全くの手つかずだったりします。

それは、被災者の事情や地域の事情、被災の状況によって公的支援が受けられるか受けられないかの違いなど、複合的な要因があります。

また、「電気が復旧しました」 と言いつつ大きく傾いた電柱で給電していたり、「水道が復旧しました」と言いつつ水道管が地面を仮設で這っていたりなど、「それが復旧なのか」と疑問に思える点もありました。

おそらく、本当の「復旧」までには相当の時間を要すると感じました。

県内の観光地も、行けるところは数カ所廻りましたが、これも濃淡があります。先日は阿蘇山の爆発的噴火が発生しましたが、早く落ち着いて、県民のみなさんが前を向いて進んでいけるよう、微力ながら応援したいと思います。


被災した益城町の木山神宮

2016年10月9日日曜日

『はい。赤ちゃん相談室、田尻です。』

『はい。赤ちゃん相談室、田尻です。』(田尻由貴子・ミネルヴァ書房)

「こうのとりのゆりかご」(通称「赤ちゃんポスト」)が熊本県に設置された時、色々と物議を醸したものです。その設置に関わった著者が、どのような背景で、どのような気持ちで問題に取り組んだか、そして現在取り組んでいるかが紹介された本です。

当時と現在を比べて、赤ちゃんとお母さんを取り巻く環境が少しでも改善したかと言えば、(改善した部分はあるにしても)残念ながらそう言い切れる状況にありません。むしろ、悪くなっている部分もあります。

それでも、著者を含めた関係者の情熱と努力に、敬意を表したいと思います。

また著者のお話に加えて、著者が相談員として関わったお母さんと家族のエピソードも書かれています。その中で、障害のあるお子さんを出産したお母さんが、育てる勇気がなくて、しばらく経って始めて赤ちゃんに会ったときの意外な一言が、涙を誘います。(ネタバレになるので、ここでは書きません)

私はこの分野の問題に関して何にもできない立場ではありますが、「無関心こそが最大の問題」という認識のもと、何かのお役に立てればと思っています。

2016年9月16日金曜日

中秋の名月

お天気が微妙でしたが、夜半過ぎに奇麗な月が見られました。

2016年6月30日木曜日

ポーランドに行ってきました

ヨーロッパ旅行というと、フランス、イタリア、スペインあたりを想定する私のようなヘナチョコ旅行者にとって、言葉が通じない、見所が分からないポーランドという国は、およそ想定外の国です。

たまたま、仕事の関係でそのポーランドに行くことになりました。

事前の調査で、「ぼったくりタクシーに気をつけろ」的な記事を見ていたのですが、ワルシャワ・ショパン空港の税関を出ると「バス」「鉄道」「タクシー」に色分けされた線がフロアに引かれていて、黄色の「タクシー」の線をたどると正規のタクシー会社の客待ちに誘導されるようになっています。そもそも、空港でぼったくりタクシーに出会う機会がありません。
※街中でもぼったくりタクシーを探してみたのですが、残念ながら(?)見つけることができませんでした。「流しのタクシーには気をつけろ!」的な記事もあったのですが、地元の人が普通に拾ってました・・・。

「ポーランドでは英語が通じない」というのは、本当でした。おそらく、日本と同程度だと思われます。「turkey」と「calm」が通じませんでした。Google翻訳アプリで、「indyk」「spokojna」と表示されたのを見せて、意思疎通しました。

ちなみに、ポーランド人は日本人同様にシャイです。自分から外国人に話しかけたりしません。でも、目を合わせるとにっこりしたり、まるで日本人のような反応でした。
また、お店で働く人も勤勉でとっても親切です。街も奇麗だし、日本と変わらない雰囲気でした。

日本人にとって決してメジャーな行き先ではないポーランドですが、日本なみのホスピタリティーを求める人にとってはベストな選択肢の一つかもしれません。

2016年5月23日月曜日

スペイン

今日は暑かったです。東京でも、真夏日になりました。
でも、湿度が低いので蒸し暑いという状況ではありません。こんな天気の日は、スペインを思い出します。スペインも暑いのですが、湿度が低くて、日陰に入ると快適に過ごせる気候です。

しばらくスペインに行っていないので、この天気でまた行きたくなりました。

2016年4月17日日曜日

行列・・・

平成28年(2016年)熊本地震によって亡くなられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。また、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

災害などが発生した時、救援を受けるために「整然と列に並ぶ」ことが日本人の美徳として報じられることがあります。今回の災害でも、何時間も列に並ぶ人の映像が流れています。

しかしこれは、列に並ぶ体力の無い人、例えばお年寄りや、病気の人(特に外見で分からない症状の人)が、 支援を受けられない可能性があることと表裏です。また、列に並ぶことが難しい人、例えば乳幼児を抱えた親御さんとか、身体に障害のある方々も困ります。
「整然と列に並ぶ」ことが、沈黙の弱肉強食になっていないか、気をつけないといけないと感じました。

もちろん、列に並んだ人が、列に並べない人たちに支援物資を分けてあげていることは想像できますが、隣に住む人の顔も分からない都会で、同じようにできるかは考えた方がいいです。

私は仕事柄、何らかのエントリーシステムを作って、列に並ばなくてもデリバリーできる方法を考えたいと思っています。「整理券」方式では偽造を防ぐことが難しいため、顔認証や静脈認証、指紋認証などが使えそうです。電気の無い状況でも稼働させるシステムとか、いろいろ課題はありそうですが、次の災害に備えて「列に並ばなくても公平に支援物資を配ることができるシステム」の開発に意義はあると考えています。

2016年2月21日日曜日

プラネタリウム出張上映で・・・

2月15日から、沖縄市の小学校を対象にデジタルプラネタリウムの出張上映のお手伝いに行ってきました。毎朝4:30起きで、7:00集合という日程をこなしていました。

ただ、あまり「キツイ」という感覚を持たなかったのは、プラネタリウムを見る子どもたちの笑顔や驚きを毎回見たり聞いたりすることができたからだと思います。

また、時には特別な支援を必要とするお子さんもいらしたのですが、そのお子さんに対して周りの子どもたちが、とっても優しく接していたのが強く印象に残りました。

私は天文教育を“提供する”立場でお邪魔したわけですが、もっと根本的なところで学ぶところが多々ありました。

2016年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

中城城跡 - 琉球王国のグスク及び関連遺産群