2021年12月31日金曜日

2021年最後の日没


 

2021年も結局、新型コロナウイルス感染症に振り回された1年になりました。秋にかけて日本の感染者数は少なくなってきましたが、年末にはまた増えつつあります。来年、オミクロン株を中心とする第6波が来てもおかしくありません。

先の見えない状況が続きますが、この状況に適応するべきなのでしょう。100年に一度、1,000年に一度、10,000年に一度の、思ってもみなかったような事象がこれから待ち受けているかもしれません。

それにしても、今年導入した機材を使う機会がほとんどありませんでした。イベントや催し物が次々に中止になったからです。上の写真を撮った機材も、大晦日になって設定する始末・・・。

来年の状況は今からは全く見えませんが、臨機応変に行こうと思います。

それでは、良いお年をお迎えください。

2021年3月24日水曜日

それは仕様です

 M銀行の通帳で、最終ページの最終行ぴったりで記帳が終わるタイミングになると、ATM等で繰越ができない「仕様」だということが分かりました。

もちろん確率的には低いのでしょうが、私はそれに「当たり」ました。なお、この状態だと預け入れも含めて全ての取引ができません。窓口が閉まっていたタイミングだったので、今日は諦めました。

それにしても、「どんなアルゴリズムなのか」 と、逆に興味が湧きました。普通の感覚だとこれは「バグ」だと思うのですが、レアケースなので「仕様にしてしまえ!」ということなのでしょうか?

2021年3月11日木曜日

もう10年、まだ10年

 東北地方太平洋沖地震の発生から10年経ちました。未曾有の大惨事を経験してしまいましたが、いま反省するとしたら、先人の声をもっと聞いておくべきではなかったかということです。

東北沖で地震がたびたび起こっていたことは知っていましたし、チリ地震などによる津波被害も知っていました。おそらく、その知見に基づいて対策を練っていたのでしょう。

人の歴史の時間軸と、地球の歴史の時間軸はあまりにも違います。人にとって1,000年は、もはや存在すら怪しい時間軸ですが、地球にとっては「あっという間」です。

それまであまり重要視されていなかった歴史地震、貞観地震(869年) や享徳地震(1454年)では、記録が残されています。また、地名にも歴史が刻まれていました。合わせて、堆積物の調査から、津波が達した場所も推定でき、その正しさが証明されていたところでした。

「ここに家を建ててはいけない」「ここは立ち入ってはいけない」という言い伝えを、半ば迷信と笑って無視したり、あるいはそんな言い伝えがあることを知らずにいると、時に自然が牙をむいて襲いかかってくるものです。

この災害の結果、高台への移転なども進んでいますが、今から1,000年後、「ここに広い土地が空いてるじゃん。海に近いし便利だね。」と人が住み始めないと言い切れるでしょうか。

10年経って、当時の子供たちは成人して社会に出る人もいます。10年前には生まれていなくて、地震を知らない子供たちもいます。

一方、地球にとっては1,000年の百分の一が経過しただけです。

私たちにできるのは、この事実を途切れることなく次の世代に伝えていくことです。

2021年1月1日金曜日

 あけましておめでとうございます。