2007年5月31日木曜日

セコムのCF

セコムのCFが批判を浴びています。私も最初に見たとき、違和感を感じました。特に、なぜ電設作業者が鷹に化けて市民を襲わなければならないのか。
しかも、「すぐには止められない」という理由でCFは放送され続けています。セキュリティーを売っている会社の筈ですが、危機管理能力は低いみたいです・・・。

CFを作り直すそうですから、今度はセコムの隊員がゾンビに化けて市民を襲うストーリーにしてはどうでしょうか。ご心配なく、コンサルティング料は今回に限り無償とします。

毎日新聞
セコム:テレビCMを中止
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070531ddm041040127000c.html

セコム株式会社
ココセコムCMに関するお詫びとお知らせ
http://www.secom.co.jp/news/20070529.html

2007年5月30日水曜日

E GEOS to WORLD

オリンパスの『E GOES to WORLD』を見ていると、「写真を撮ること」が日常のことであった昔を思い出します。考えてみれば、私が一眼レフを持って写真を撮るのは、仕事の時か、旅行などの非日常ばかりになっていました。
日常性は道具に影響されないものなのですが、それでも、大きくて重い一眼レフを持つと、どうしても自分自身が構えてしまいます。

もう一度、日常感覚で写真を撮ってみようと思っています。

E GOES to WORLD
http://olympus-wonder.com/

2007年5月29日火曜日

Skip初体験

私は月に1回程度飛行機に乗るのですが、ほとんど全日空を使う機会がありません。これは、行き先にたまたま全日空より便利なフライトがあるからですが、先日、始めて全日空のSkipサービスを利用しました。

日本航空のJAL ICサービス(チケットレス)は良く利用していて、便利だと思っていましたが、Skipの方は事前のチェックインも不要です。(ただし、予約購入の際に座席指定を済ませておく必要がある;JALは搭乗前に改めてチェックイン手続きが必要)
そのまま保安検査場に行って、ICカードをかざしてレシートを検査員に見せるだけ。JALよりもさらに手軽と言って良いでしょう。
ただ、搭乗口を通るとき、改めて座席番号が書かれたレシートが発行されるのは二度手間かと思いました。が、JALのチケットレスで、レシートを無くして係員に自分の座席番号を尋ねた(!)ことがある私にとっては、安心なサービスでした・・・。

2007年5月28日月曜日

松岡農林水産大臣自殺

松岡農林水産大臣が自殺したというニュースには驚きました。現時点で原因が特定されていないので、何とも言えませんが、少なくとも他にできる事は無かったのか、と残念でなりません。

松岡氏はマスコミに悪役に仕立てられていましたが、きっと政治家を目指したのは日本の国や国民の幸せを願っての事であった筈です。死ぬ気になって国民と向き合い、数々の疑惑の解明も含めて、よりよい社会の実現のために活躍してほしかったです。

実は、今日最もショッキングだったニュースはZARDの坂井泉水さんの死去の報だったのですが、若くして命を失わなければならなかった彼女のためにも、命を軽々しく扱ってほしくないものです。

2007年5月27日日曜日

全日空システムトラブル

全日空のSkipについて書こうと思っていたのですが、今日、全日空でシステムトラブルが発生しているので、こちらの記事を先に書きます。

今朝から全日空の予約・発券・搭乗システムにトラブルがあり、羽田空港が混乱しているようです。私が大丈夫か?と思うのは、このシステムを作っているのが日本ユニシスだという点。そう、先日トラブルを起こしたtoto BIGのシステムと同じ会社です。

実は全日空は現在のシステムを日本ユニシスのオープン系に移行しようとしており、現在のメインフレームからtoto BIGと同じWindows Serverを使ったシステムになる予定です。今回のトラブルとは直接の関連が無いと思いますが(報道だけでは詳細が不明なので、現時点では断言できない)、何となく以下の点を懸念してしまいます。


  • 現在のメインフレーム系をまともにメンテナンスできる優秀な人物が(構築から10数年経過しているシステムなので)日本ユニシスにいなくなった



  • 新しいシステムに移行するために、現状システムのリソース(人材、予算など)が削減されてしまった



  • 上記にもかかわらず、現状システムに機能を盛り込みすぎてしまった


コンピュータとネットワーク無しには現代社会は成り立たなくなっていますが、その基盤はひょっとすると脆弱ではないかと思わせる事件が続いています。建物の耐震偽装は一般人にも比較的理解し易いですが、ITシステムの“耐震強度”を判定するのは極めて困難です。
その意味でも、専門家がきっちりした分析とを行い、対策を立ててほしいと思います。

毎日新聞
全日空:システム障害で遅れや欠航 羽田発着便中心に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070527k0000e040014000c.html

※1年前の情報では確定はしていない模様。LINUXまたはUNIXになる可能性もある。
現在はシステムの移行期間中で、サーバーはリプレースされたメインフレーム、ソフトは暫定システムを使用している事になっています。今後このシステムをオープン系に切り替え、パッケージもFORTRAN記述のUSASからJava記述のAirCoreにするとのこと(いずれも米国ユニシス製)。
その後の報道によると、6台のサーバーのうち3台を入れ替えて障害が発生、元に戻して復旧したらしいです。
日経コンピュータ
【続々報】全日空システムの障害原因は、事前のシステム入れ替え
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070527/272584/
追記
ANAの発表(2007/6/13)で障害の全容が判明しました。直接の原因はCISCOのスイッチのハードウェア故障。これを引き金に、ゲートウェイのシステム設定のミス(ICS)と処理能力不足(ATCP)が加わって大規模なトラブルに発展したようです。CISCOスイッチはNEC、ICSは日本ユニシス、ATCPは東芝がそれぞれ納入・担当していて、大きなシステムの運用の難しさを感じさせます。

2007年5月15日火曜日

totoのシステム障害

totoのBIGに購買が殺到してシステムがダウンしています。システムトラブルと聞くと、他山の石として状況を知りたくなるのですが、このシステム構築がミッションクリティカルな業務に対応できるものだったのか、少々疑問に思いました。サーバーにWindows Server 2003、ミドルウェアに.NETを使っているようですが、私なら絶対に提案しない仕様です。このままtotoが低迷を続けていれば、問題も発覚しなかったのでしょうが、堅牢制には元々問題があったのではないでしょうか。

ただし、設計仕様として同時に処理できる顧客数を今回超えた、という事実があれば、開発側だけの責任とも言えません。この場合は、稼働規模を見誤った顧客側にも、その責任の一端があるかも。

最近、PASMOが売れすぎて販売制限、というニュースもありましたが、この頃はシステム化に伴って一挙に殺到という事例が増えていて、設計者を悩ませています。(性能とコストはトレードオフの関係にあるので難しい)

毎日新聞
��oto:BIGに注文殺到し販売休止 再開のめど立たず
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20070516k0000m040093000c.html

日経BP
totoシステムが“6億円狙い”でダウン、販売店とのゲートウエイが原因
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070513/270785/

2007年5月11日金曜日

Olympus E-410 Part II

今日、空き時間にE-410の実機を手にする機会がありました。確かに小さい機種です。最初は慣れなかったのですが、しばらくいじっているうちに手に馴染んできました。レンズはZuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5が付いていましたが、やはりボディとのバランスが良くないです。他のメーカーに比べれば小さいレンズですが、ボディがそれ以上に小さいので。引きの面では不利ですが、やはりZuiko 14-42mm F3.5-5.6がバランスが良いです。

シャッターボタンはかなり浅めの感覚(ストロークが短い)。でも切った感触は悪くなかったです。1コマ撮影だと連続してシャッターが切れないのが残念です。(キヤノンもEOS 10Dや20Dまではそうでした)
ボディの仕上げはもう少しキメの細かい調子が私の好みですが、これは文字通り好みの問題かも知れません。

トータルでは、良くできた、設計の行き届いたカメラだと思いました。

Olympus E-410
http://pub.ne.jp/tadashim/?entry_id=578751

2007年5月10日木曜日

Microsoft Updateのトラブル

私が仕事で使っているWindows XP機は時々、svchostというプロセスがほぼ100%のCPUリソースを占有して、ほとんど固まってしまいます。いろいろ調べていたら、修正パッチがあるとの情報を得ました。早速当ててみましたが、多少改善した程度。やはり、100%近くのリソースを使っています。

Microsoft Updateが働いたとき、OSの「更新をダウンロード中:0%」のまま進まないの状況下でこういう現象が起こるのでMicrosoft Updateのトラブルである事は確かです。

それにしても、Windows機を使っていると、OSのパッチだの、ウィルス定義の更新だの、マルウェアの検出だの、毎日メンテナンスばかりやっているような状況です。
これでは、本来の業務のためにPCを買ったのか、マイクロソフトと業界をサポートするために買ったのか、わけが分かりません。

PS
私の対策は、svchostを強制終了して、Windows Updateを手動で起動しパッチを当て、再起動です。

2007年5月9日水曜日

今年初めて

今日は暑くて、今年始めて半袖を着ました。でも、ランチに行ったレストランでは運良く窓際の席を確保できて、大きな窓が開け放たれていたので気持ちが良かったです。欧米の雰囲気。

2007年5月5日土曜日

ハイテイストAF一眼 − Canon EOS 55

むかし持っていたキヤノンの一眼レフカメラ(当時は銀塩)。EOS-3をメインで使っていて、そのサブ機として利用しようと思って買ったのですが、ほとんど出番がありませんでした。EOS 5が、初めて「視線入力」によるAFを採用しましたが、EOS 55は測距点を3箇所に減らした廉価版という位置づけだったでしょう。しかし、EOS 5に比べてその作りがチープだったのは否めません。視線入力も使った記憶がありません。良かった点は、シャッター音が静かだったこと。

サブ機は(私の場合)、メイン機がトラブった時に使うものですが、EOS-3ががんばってくれたお陰で使う機会がありませんでした。結局、数本のフィルムを通しただけで、知り合いに売ってしまいました。

キヤノン EOS 55
http://cweb.canon.jp/camera/eos/55/index.html

2007年5月1日火曜日

メーデー

5月1日は「メーデー」ですが、緊急時に「メーデー、メーデー」と叫んでいる場面を映画などでよく見ます。「どういう関係があるの?」と思っていましたが、何の関係もありませんでした。

緊急時の「メーデー」はフランス語のm'aidezから。「私を助けて」という意味です。発音は「めでー」ですね。