2009年8月25日火曜日

緊急地震速報の誤報

今日の早朝、6:37頃、携帯電話から聞き慣れない音を聞きました。正確には、どこから何の音が出ているのか、最初は分かりませんでした。(マンションの火災警報かと思った・・・)
携帯電話からの音だと分かって、画面を見たら、「地震が発生」とのこと。すぐにNHKをつけたのですが、政見放送の真っ最中で、何の情報も得られません。データ放送に切り替えても、情報が出てきません。揺れも無いので、「誤報か・・・」と思ったのですが。

その後の報道で、気象庁から正式に誤報だとの発表があったことを知りました。そして、夕方には、ソフトウェアのバグだと判明。
もちろん、緊急地震速報にトラブルが無い方が良いのですが、完璧はあり得ず、今回は良い予行演習になったと解釈しています。

ただ、どこも報道していないのですが、大きな問題がありました。それは、NHKが緊急地震速報が発表されていた時点で衆議院議員選挙の政見放送をやっていて、地震関連の情報をいっさい提供していなったこと。もし万が一、これが誤報ではなく、本当に大きな地震がやってきていたら、甚大な被害をもたらした可能性もあります。もちろん、選挙も大事ですが、国民の生命に直結する地震などの災害について、全く情報を提供しないということで良いのでしょうか?非常に疑問に思います。

公職選挙法の制限があって、現行法上はNHKの判断で政見放送を中断したり、テロップを入れたりできないのですが、今後の課題として、次期政権には取り組んでほしいと思います。

緊急地震速報