2018年6月23日土曜日

沖縄慰霊の日〜歴史に残る詩の朗読

今日6月23日は沖縄慰霊の日です。NHKの中継を視聴していて、相良倫子さんの詩「生きる」の朗読が魂に響きました。

沖縄は戦時中も戦後も、一貫してひどい立場に置かれていると私は考えていますが、残念ながらそれを正そうとする流れはマジョリティーを得られていません。

民主主義は多数決の原則ですから、誰かが“ババ”を引いたら、いつまでも “ババ”を持っているしかないことになります。(一応、憲法第95条にはそれを防ぐ仕掛けがありますが、行政の決定などには適用がありません)

年中行事のように繰り返される沖縄慰霊の日。私はいつの間にか、「なんだかんだ言っても現状は変わらない」と諦めていました。

いや、これからも簡単には変わらないでしょう。でも、相良倫子さんの声を聞いて、彼女の世代の人たちが私よりももっと賢い選択をして、沖縄を含めた日本のみんなが幸せに、そして平和に暮らせる日がいつか必ずくることを信じたいと思います。