2019年2月17日日曜日

中部電力の優勝

今年のカーリング日本選手権・女子の試合は見応えがありました。 以前、「ロコ・ソラーレ(当時はLS北見、以下同じ)の1強では日本のレベルが上がらない」と書きましたが、それはただの杞憂でした。

いわゆる4強と言われるロコ・ソラーレ、中部電力、北海道銀行そしてチーム富士急(以下、富士急)のレベルが格段に上がっていました。特に、ロコ・ソラーレ不在の大会で昨年優勝した富士急は、世界選手権に出場したものの、10位に終わりました。しかも北海道銀行の選手を“レンタル”するというイレギュラーもありました。

しかし、その経験が活きたのでしょう。今年の大会では見違えるような実力を身につけていました。このチームの特長は若年者から年長者まで幅広い年齢層の選手が投げているところ。ほぼ2周りの差があります。

それにしても、今年は中部電力の強さが光りました。予選〜決勝を通じてロコ・ソラーレに3連勝というのは、それが本物であることを証明しています。しかし、世界の中での位置付けはまだ分かりません。日本が常に世界の上位に位置するように、各チームの切磋琢磨に期待したいと思います。