2009年10月27日火曜日

Digitarium 日本国内1号機

デジタルプラネタリウム・システム Digitarium の日本国内1号機が、山梨県に納入されました。今日、その試写会があって、見に行ってきました。スペック上、解像度が十分ではないので、果たしてどんな映像かと思っていたのですが、意外と良い映りでした。明るさが明るい(4mドームで6,500lmのプロジェクター)ことが効いているのかも知れません。

2号機、3号機と売れて、手軽に天文学を学べる、あるいは楽しめる機会が増えればいいと思います。

Digitarium Alpha 2+
Digitarium Alpha 2+のドーム内部

2009年10月15日木曜日

プラネタリウムのオークション

どういう経緯かは不明ですが、業務用のプラネタリウムがネット・オークションに出されています。(株)五藤光学研究所製のGXII-SPS。総重量は約2tです。価格は現在590万円ですが、果たしてどんな人が買うのでしょうか。個人的には興味があります。

なお、このプラネタリウムが、閉館したまちだ東急に納められていたものではないかという噂になっていますが、おそらく代々木の桐杏学園にあったものでしょう。

それにしても、これを動かすためには、NECのPC-9801と、MS-DOS、N88日本語BASIC(86) MS-DOS版が必要なのですが、そちらの調達のほうが難しいかもしれません。

ちなみに、これだけの金額があれば、最新式のデジタルプラネタリウムが買えてしまいます。

2009年10月14日水曜日

著作権侵害に対抗する難しさ

gooのブログで、私が撮影した写真を無断で掲載されていて、goo事務局に削除依頼を出したところ、けんもほろろの対応でした。プロバイダー責任制限法(特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律)の趣旨は、プロバイダーが違法に発信している記事などをプロバイダーの管理権限で削除しても免責される、そういう意味で“責任の制限”だと思っているのですが、goo事務局はそのように解釈していないようです。

記事の削除をするためには、私の個人情報を提供し、印鑑証明書を取得し、実印を押印した所定の書式でプロバイダーに郵送で提出せよ、とのことです。これでは、どちらが加害者で、どちらが被害者か、分かりません。

権利の加害者に優しく、被害者に厳しい今の運用では、著作権侵害に対抗するのは極めて難しいと感じています。

2009年10月5日月曜日

中秋の名月

昨夜(10/4)は中秋の名月(旧暦8月15日)ではなかったのですが、満月でした。東京は天候が悪い日が続いていましたが、久しぶりに晴れて、奇麗な月を見ることができました。風流からはほど遠い生活になっていますが、窓を開けて、しばらく虫の音を聴いていました。

2009/10/4の月

2009年10月3日土曜日

東京落選

2016年のオリンピック開催都市を決めるIOC総会が、コペンハーゲンで開催されています。インターネットのライブ中継を見ていましたが、2回目の投票で東京が落選しました。下馬評の高かったシカゴがまず落選したので、波乱含みかと思いましたが、決戦はリオデジャネイロ vs マドリードになりました。2012年にロンドンで開催されるので、まさかマドリードはないと思いますが・・・。

このあと、約50分後に結果が発表されます。

追記
2016年のオリンピック開催はリオデジャネイロに決定しました。







都 市1回目 2回目 3回目 
リオデジャネイロ 264666
マドリード282932
東京2220-
シカゴ18--
投票数949598

この結果から、オリンピックの果たす役割というものを考えたとき、まだ、開発主導という要素は外せないものだと感じました。リオデジャネイロが治安が悪いとか、インフラが整備されていないとか言えば言うほど、「だからこそオリンピックを開催して、国を豊かにしましょう」という流れにつながったような気がします。
東京は、成熟した、次世代型のオリンピック=今回は環境・エコを前面に出しましたが、いまひとつ訴求力に欠けました。東京の主張は誰しも納得するところだと思うのですが、「別にオリンピックでなくてもいいのではないか」という印象を与えた可能性があります。また、日本ほどの国力があれば、改めてオリンピックを開催しなくても、独自に何かできるのではないかと思わせたかもしれません。
敗因は複数のポイントが挙げられると思いますが、根本は、「人類にとってオリンピックとは何か」という点で、東京はそれに合わなかった(オリンピックがまだついてこなかった)と言えるのではないでしょうか。2012年のロンドンオリンピックでも、ロンドン郊外の低所得者層の住む地域の開発を行うという点も強調されていました。
日本はこれで三連敗ですが、作戦の練り直しが必要かもしれません。
ただし、日本の主張は今は受け入れられないかもしれないが、これからも主張し続けて、「日本人がオリンピックのあり方を変えるのだ」ということであれば、私は全面的に応援します。

2009年10月1日木曜日

煙草を吸う人からモノを買うな

ちょっと興味深い記事でした。途中を端折って結論だけ言うと、「煙草を吸う人は目先の利益を優先し、長期的な視野にかける」ということ。つまり、その場で儲ければ、後は野となれ山となれ、ということ。こんな人からモノのを買うのは危険です。
逆に、禁煙に成功した人の勧めるモノは外れが無いかもしません。

あくまでも一般論ですが・・・。

「時間割引率」〜なぜ仕事の早い人は酒や煙草にはまるのか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091001-00000001-president-bus_all