先月、とある用事で熊本県に行ってきました。地元の方の案内で、熊本地震で被災された地域や避難所を見てきました。(ご本人も被災者です)
東京にいると、順調に復興が進んでいる・・・と思いがちですが、実情は厳しいものがあります。もちろん、順調に復興が進んでいるところもあります。しかし、復興のスピードには格差があって、遅れているところはまだ全くの手つかずだったりします。
それは、被災者の事情や地域の事情、被災の状況によって公的支援が受けられるか受けられないかの違いなど、複合的な要因があります。
また、「電気が復旧しました」 と言いつつ大きく傾いた電柱で給電していたり、「水道が復旧しました」と言いつつ水道管が地面を仮設で這っていたりなど、「それが復旧なのか」と疑問に思える点もありました。
おそらく、本当の「復旧」までには相当の時間を要すると感じました。
県内の観光地も、行けるところは数カ所廻りましたが、これも濃淡があります。先日は阿蘇山の爆発的噴火が発生しましたが、早く落ち着いて、県民のみなさんが前を向いて進んでいけるよう、微力ながら応援したいと思います。
被災した益城町の木山神宮
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