2007年12月14日金曜日

ゴキブリ騒動

最近“ゴキブリ騒動”でネットが騒がしい状態になっています。マクドナルドの「ゴキブリポテト」、ケンタッキーフライドチキンの「ゴキブリ揚げ」そしてバーミアンの「ゴキブリラーメン」と、何の根拠も無い悪戯が思いもよらぬ反響を呼び、書き込んだ学生が学校を退学することになったりという“事件”にまで発展しています。

だいたい、昔から「ミミズバーガー」「遺伝子操作チキン」など、ウソに決まっている話は半ば都市伝説として流布してきたわけですが、最近の騒動はやはり昨今の食品に関する偽装事件を反映しているとしか考えられません。不二家の衛生管理問題や赤福問題、吉兆事件など、「まさかそんなこと」「あり得ない」ことが事実として報道されるにつけ、明らかなウソまでが相対的に真実味を帯びてきてしまったという悲喜劇に他なりません。

消費者の信頼を取り戻すには、看板やシール(表示)ではもはや不十分で、徹底した情報公開以外にあり得ないと思っています。ネットで騒ぎが起こるくらいネットワーク社会が普及したのですから、前にも書きましたが、24時間製造工場や厨房の様子をライブカメラで中継するくらいのことはやってほしいものです。

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