2007年12月27日木曜日

“反”ダボス会議

通称ダボス会議、正式名称を世界経済フォーラム(World Economic Forum)という会議がスイスのリゾート地で毎年開かれています。タイトルの“反”は別にこの会議の趣旨に反対するとか、抗議するとかいう意味は無いのですが(興味が無いので)、この会議に集う政財界のトップたちが少々KYなのではないか、と感覚的に思います。
もちろん、彼ら参加者の目的は、より(政治的に)強く、より(経済的に)たくましく、でしょうから、彼らなりの論理性はあるわけです。しかし、一方で世界が抱える環境問題、資源の問題、貧困の問題などに対して、彼らがどのような役割と責任を果たしていくつもりなのか、今ひとつ見えません。

むかし、マリー・アントワネットは民衆の飢えと貧困を理解できずフランス革命を迎えたと伝えられていますが、ダボス会議の出席者も、ひょっとすると2〜300年後には愚か者の集まりとして語られるかも知れません。

そこで、“反”ダボス会議を、ダボス会議開催地のスイスの、ちょうど地球の反対側で開催したら、と思ったわけです。ところが調べてみると、そこは太平洋のど真ん中。ちょっと無理です。
とりあえずウルグアイ辺りで開くことにして、どうでしょう、世界の問題を真剣に語る賢者の会議。

PS
そういえば日本にも、ダボス会議に“選ばれた”と悦にいってたおっちょこちょい政治家もいました。

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