2008年2月25日月曜日

なでしこジャパン優勝(東アジアサッカー選手権2008)

日本サッカー女子(なでしこジャパン)が24日、中国と優勝をかけて最終戦を戦い、日本3-0中国で三連勝で見事優勝しました。なでしこジャパン始めてのタイトル獲得です。
前日の男子が優勝を逃しているだけに期待が高かったのですが、安心して試合を見ていられました。初戦の北朝鮮戦で内容が悪いなりにも勝てたことで、波に乗った感じです。澤のシュートも良かったし、あれでチーム全体の雰囲気が一気に良くなりました。ここは、同じく初戦の北朝鮮戦で苦しんで引き分けにもつれた男子と対照的です。結局、この差が最後まで影響したと考えられます。
なでしこジャパンは日本のサッカー史に新しいページを付け加えました。この後、オリンピックでの活躍が楽しみです。

今日の試合については完勝と言っていい内容でした。特に3点目の大野のクロスに合わせた永里のヘディングは良かった。宮間から大野へのパス出しも良かったし、永里のポジションニングも良かった。
敢えて今後のために課題を見つけるとすると、高さのある相手にどう対処するか、だと思います。中国はフランス人・ロイセル監督の方針で繋ぐサッカーを指向していると見受けられますが、仮に高さを活かして前線に放り込んでくるサッカーをしていたら、かなり厳しい戦いになった可能性はあります。今日の試合でセットプレーからのチャンスが少なかったことと合わせて、対策を考えておくべきでしょう。
あとは、イージーなパスミスをしないこと。日本はパスサッカーが特長なので、ピッチの状態に左右されがちという弱点も持っています。今年のオリンピックも中国開催ですが、果たして日本と同じレベルのピッチなのか、疑問です。ピッチの状態に柔軟に対応できる態勢にしておくことも重要です。

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