2005年12月9日金曜日

日本の社会は硬直化していないか

東武鉄道の運転士が子どもを運転室に入れた事で懲戒解雇、新京成電鉄の車掌がトイレに行ったため駅監視員が代行して懲戒処分(12/9時点で検討中)という事件を聞いて、「何かおかしい」と思うのは私だけではないと思うのです。
だいいち、世の中にはもっと懲罰を受けてほしい人がうじゃうじゃいるような気がします。それはさておいても、規則に反したから懲戒するというのはきわめて簡単です。懲戒者はまず責任を問われないから。逆に、温情判断をすれば、懲戒すべき立場の人はその判断に責任を持つ事になります。社会の硬直化は誰も責任を取らない、誰も自分の判断をしない、誰も自分の頭で考えない事から始まります。
こんな人ばかりになったら、日本は間違いなく滅びます

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