今年のテレビドラマで、私が気に入ったベスト3です。
第3位
「ぼんくら2」(NHK)
肩肘はってドラマを見るのが疲れたとき、「そんなバカな」と気楽に見られるドラマは楽しいです。しかも、宮部みゆきの原作に外れはありません。
宮部みゆきと言えば、「三島屋変調百物語」シリーズが面白くて、「あさが来た」のヒロインをしている波瑠のおちか役がぴったりハマっていました。続編はしばらくなさそうですが・・・。
第2位
「下町ロケット」(TBS)
このドラマの印象は、「懐かしい」です。私は、キャリアのスタートが中小企業の製造業だったので、「食堂で社員一同が会合する」とか、「技術者が真剣に議論(口論)する」とか、私が経験したことが描かれていると感じました。
ものづくりの空気感も存分に描かれていたと思います。
ただ、このドラマをシリーズ化するとしても、技術開発が年単位で進むため、あっという間に10年20年が経ってしまいます(今回のドラマでも、10数年が経過しています)。登場人物がものすごいスピードで歳を取るため、その折り合いをどう付けるかが問題になりそうです。
第1位
「コウノドリ」(TBS)
ドラマと言うと、「ドラマチック」というくらいなので、「宇宙人とコンタクトした」とか、「普通の人が超能力を獲得した」とか、「ビジネスの裏側」とか、非日常を描くものですが、このドラマは“日常”を描いています。
その“日常”が、いかにドラマチックなものか、気づかせてくれます。しかも、現代日本の抱える深刻な問題を取り扱っています。
また、リアルにこだわる制作姿勢も伝わってきました。
番外
「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 (TBS)
図書館戦争シリーズで、映画の間を埋めるテレビドラマです。これが感慨深いのは、アニメ版で“自主規制”された※エピソードが、地上波で放送されたからです。
ちなみに、作中作で出でくる「レインツリーの国」も同時期に映画上映されています。
※アニメ化するにあたって、「恋の障害」を外すことが前提条件にされた。難聴者が登場する物語は地上波では放送できないとの理由。
2015年12月31日木曜日
2015年11月18日水曜日
テロ根絶
これは自戒を込めてですが、
中東でテロが起こると「またか」と思い、
パリでテロが起こると「まさか」と思ってしまいます。
広い意味で、大勢の日本人はテロを対称点として片側にいると思いますが、向こう側の人々の視点を見失っては、問題解決にはつながりません。
もし、テロを根絶するために「空爆の爆弾が足りない」というのなら、あるだけの爆弾を調達するべきですが、本当にそうでしょうか?
中東でテロが起こると「またか」と思い、
パリでテロが起こると「まさか」と思ってしまいます。
広い意味で、大勢の日本人はテロを対称点として片側にいると思いますが、向こう側の人々の視点を見失っては、問題解決にはつながりません。
もし、テロを根絶するために「空爆の爆弾が足りない」というのなら、あるだけの爆弾を調達するべきですが、本当にそうでしょうか?
2015年11月5日木曜日
いじめられている君へ、あたなへ
「もう限界」と思ったら、迷わず逃げて下さい。
逃げることは卑怯でも、後ろめたいことでもありません。立派な戦術の一つです。
「識者は問題を解決し、賢者は問題を回避する」
アインシュタインの言葉です。
賢くなろうではありませんか。
逃げることは卑怯でも、後ろめたいことでもありません。立派な戦術の一つです。
「識者は問題を解決し、賢者は問題を回避する」
アインシュタインの言葉です。
賢くなろうではありませんか。
2015年10月28日水曜日
電力自由化
来年から電力の全面自由化が行われ、小口契約ができるようになります。私もある程度期待しています。
しかし、影の部分も気になります。
電気、ガス、水道はライフラインと言えますが、災害などでそれらが止まったとき、非常な不便を強いられます。場合によっては、命に直結します。
そのため(かどうかまでは確認していませんが)、仮に電力料金が未払いになっても直ちに供給を止められることは無いようです。
しかし、電力の全面自由化で、企業間の競争が激しくなったとき、料金未払い即供給停止という事態が起こらないでしょうか。今までは地域独占だったので、企業の社会的責任というものがある程度のプレッシャーになっていたと考えられますが、「ウチから買えないならヨソでどうぞ」 とばかりに安易に切り捨てられる人が出てくる虞です。
現に今でも、電気を止められたために(結果的に)命を失う人が出ています。
自由化で電力料金が安くなるという宣伝がされていますが、「半額になる」というならまだしも、たかだか数%安くなることのために、セーフティーネットを外してしまうことになるとしたら、私は願い下げです。
(「半額になる」 のであれば、残ったお金をNPOなどに寄附して、困窮している人を支援することもできます)
今まで、いろいろな自由化が導入されてきました。光が強ければ影も濃いことに気づいたはずなのですが・・・。
しかし、影の部分も気になります。
電気、ガス、水道はライフラインと言えますが、災害などでそれらが止まったとき、非常な不便を強いられます。場合によっては、命に直結します。
そのため(かどうかまでは確認していませんが)、仮に電力料金が未払いになっても直ちに供給を止められることは無いようです。
しかし、電力の全面自由化で、企業間の競争が激しくなったとき、料金未払い即供給停止という事態が起こらないでしょうか。今までは地域独占だったので、企業の社会的責任というものがある程度のプレッシャーになっていたと考えられますが、「ウチから買えないならヨソでどうぞ」 とばかりに安易に切り捨てられる人が出てくる虞です。
現に今でも、電気を止められたために(結果的に)命を失う人が出ています。
自由化で電力料金が安くなるという宣伝がされていますが、「半額になる」というならまだしも、たかだか数%安くなることのために、セーフティーネットを外してしまうことになるとしたら、私は願い下げです。
(「半額になる」 のであれば、残ったお金をNPOなどに寄附して、困窮している人を支援することもできます)
今まで、いろいろな自由化が導入されてきました。光が強ければ影も濃いことに気づいたはずなのですが・・・。
2015年10月11日日曜日
歯科医
およそ1ヶ月経ちましたが、歯の治療が終わりました。
ただ、この治療は1年がかりでした・・・。
最初に、歯が痛いので、いつも通っているA歯科医院に行ったのですが、痛い場所に虫歯は見つからず、別の歯に虫歯が見つかって、治療しました。治療後、念入りに検査もしたのですが、「異常なし」ということで治療終了。
その後、歯の痛みは収まらず、半年ほどして歯科定期検診に行きました。区指定のB歯科医院で、痛い場所に虫歯を見つけてくれました。早速治療。
ただ、治療を終えても、痛みが治まりません。
おかしいなぁ、と思いつつ、そのまま半年が経過。
別の歯が痛くなって、今度はC歯科クリニックに行きました。ここはネットで評価が高いところ。痛い歯は虫歯ではなく、知覚過敏とのこと。薬を塗って治りました。
そこで問題の「痛い歯」ですが、B歯科医院での治療法が悪く、正しく詰められてないことが判明。結局やり直すことになりました。
最終的に、治療の結果痛みは無くなったので良かったのですが、ずいぶん長い道のりでした。
なお、歯科医の腕は麻酔のやり方で分かる、ということも発見しました。
A歯科医院 :麻酔を打ってすぐに施術
B歯科医院 :麻酔無しで施術
C歯科クリニック:麻酔を打って5分待ち、(麻酔が効いてから)施術
当然、C歯科クリニックでは痛みを感じませんでした。B歯科医院では、涙が出ました・・・。
ただ、この治療は1年がかりでした・・・。
最初に、歯が痛いので、いつも通っているA歯科医院に行ったのですが、痛い場所に虫歯は見つからず、別の歯に虫歯が見つかって、治療しました。治療後、念入りに検査もしたのですが、「異常なし」ということで治療終了。
その後、歯の痛みは収まらず、半年ほどして歯科定期検診に行きました。区指定のB歯科医院で、痛い場所に虫歯を見つけてくれました。早速治療。
ただ、治療を終えても、痛みが治まりません。
おかしいなぁ、と思いつつ、そのまま半年が経過。
別の歯が痛くなって、今度はC歯科クリニックに行きました。ここはネットで評価が高いところ。痛い歯は虫歯ではなく、知覚過敏とのこと。薬を塗って治りました。
そこで問題の「痛い歯」ですが、B歯科医院での治療法が悪く、正しく詰められてないことが判明。結局やり直すことになりました。
最終的に、治療の結果痛みは無くなったので良かったのですが、ずいぶん長い道のりでした。
なお、歯科医の腕は麻酔のやり方で分かる、ということも発見しました。
A歯科医院 :麻酔を打ってすぐに施術
B歯科医院 :麻酔無しで施術
C歯科クリニック:麻酔を打って5分待ち、(麻酔が効いてから)施術
当然、C歯科クリニックでは痛みを感じませんでした。B歯科医院では、涙が出ました・・・。
2015年9月18日金曜日
フィリバスター
フィリバスターと一言で片付ける前に、その内容に耳を傾けてはどうでしょうか。
「国民の命と財産を守る」ためには、政治にできることはたくさんあります。日本で貧困に苦しんでいる子供たちを助けるためにできること、働いても働いても暮らしが苦しいワーキングプアの人たちにできること、原発事故によってふるさとに帰りたくても帰れない人たちにできること、洪水被害によって家を失った人たちにできること、円安による原材料高によって経営が苦しい会社の人たちにできること、仕事と子育ての両立に苦労している親御さんを助けるためにできること、いくらでも挙げられます。
この人たちを助けるための施策と予算を出せなくて、「国民の命と財産を守る」ために外国の軍隊と共同で“敵”と戦うことが、喫緊の課題なのでしょうか。
私は、個人的には政策論としての安全保障体制については意見がありますが、そのことよりも、物事の進め方を正すことがいま一番必要とされていることだと考えています。
「国民の命と財産を守る」ためには、政治にできることはたくさんあります。日本で貧困に苦しんでいる子供たちを助けるためにできること、働いても働いても暮らしが苦しいワーキングプアの人たちにできること、原発事故によってふるさとに帰りたくても帰れない人たちにできること、洪水被害によって家を失った人たちにできること、円安による原材料高によって経営が苦しい会社の人たちにできること、仕事と子育ての両立に苦労している親御さんを助けるためにできること、いくらでも挙げられます。
この人たちを助けるための施策と予算を出せなくて、「国民の命と財産を守る」ために外国の軍隊と共同で“敵”と戦うことが、喫緊の課題なのでしょうか。
私は、個人的には政策論としての安全保障体制については意見がありますが、そのことよりも、物事の進め方を正すことがいま一番必要とされていることだと考えています。
2015年8月19日水曜日
代替案を出せ
とある政策に反対する人に対して、「代替案を出せ」「対案を出せ」という批判がつきまといます。
「代替案」「対案」を出す義務があるかは別にして、 批判者の言う「代替案」「対案」は、医療に例えて言えば「水虫から脳腫瘍まで、注射1本で治る薬を出せ」というに等しい印象を受けます。
政策は1本の注射で治るほど簡単ではないから難しいのであって、その難問を解決するために政治家を選んでいるはずなのですが・・・。
「代替案」「対案」を出す義務があるかは別にして、 批判者の言う「代替案」「対案」は、医療に例えて言えば「水虫から脳腫瘍まで、注射1本で治る薬を出せ」というに等しい印象を受けます。
政策は1本の注射で治るほど簡単ではないから難しいのであって、その難問を解決するために政治家を選んでいるはずなのですが・・・。
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