2011年10月8日土曜日

Macintoshを買う

1990年、今は亡きゼロワンショップ(キヤノン販売、いまのキヤノンマーケティングジャパン)にMacintoshを買いに行きました。当時は、Apple Computer社(いまのApple社)の製品をキヤノン販売が扱っていました。

店頭で、「Macintosh Plusを下さい」と言ったら、店員が、「絶対Macintosh SE/30の方がいいですから」と勧めます。当時は、仕事でもプライベートでもNECのPC-9800シリーズを使っていたので、Macintoshは「ちょっと使ってみようか」という程度のパソコンだったのです。趣味にそれほどお金をかけるつもりもなかったので、迷ったのですが、店員があまりにも熱心に勧めるので、「じゃぁ」ということで、Macintosh SE/30にしました。

そのときの価格が税込み556,138円。パソコンにこれほどのお金を払ったのは、最初で、おそらく最後だと思います。

システム(当時は漢字Talk6)はフロッピーディスク(FD)に収められていて、アプリケーションやデータはFDを差し替えることにより行います。デスクトップで、FDのアイコンをゴミ箱にドラッグすると、FDがイジェクトされるのは斬新でした。

本格的に使うのはFDでは厳しいので、その後Macintosh SE/30に内蔵ハードディスクドライブ(当時はSCSI接続)と外付けモニター用ビデオカードを入れました。当時のMacitoshはモノクロ画面が標準だったので、カラー画面を使うには、ハードウェアとしてのビデオカードの他に、Icon Colorizerとかフリーソフトが必要でした。

インターネットは普及していなかったので、フリーソフトを手に入れるのは、ゼロワンショップに行ってフリーソフトの入ったFDをコピーさせてもらうとか、雑誌を買って付録のFDを手に入れるか、という方法でした。
いまにして思えば、ずいぶんアナログなものです。

このMacintosh SE/30をあまり実務に使った記憶はないのですが、私にとってのMacの入門機で、その後のMacとの付き合いの始まりを飾る思い出深い機種です。