2006年8月22日火曜日

和食ブームのParis

いま、Parisは(そしてヨーロッパでは)日本食ブームです。確かに、LondonやParisの街を歩くと、日本食と称するレストランはすぐに見つかります。しかし、われわれ日本人から見てそれが和食かと言うと、似ても似つかないもの。ただ、現地の人たちはそれを日本食と信じて食べているわけで、いつの間にか、日本食とは中国人やベトナム人が作る料理ということになってしまうかもしれません。

私たち日本人が料理のカレーを思い浮かべるとき、インドの人がどう思うか、それと似た状況なのかも。

ただし、ブランドはやはり維持しないといけないと思うし、そのあたりの戦略って日本人は持っているのでしょうか?

海外で日本食ブランドの危機
http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0544.html

1 件のコメント:

  1. 文化の国際化とはそう言うことでしょ。
    異文化の出会いが新しい物や進歩を産むと思えば、歓迎すべきことと思います。
    近い将来、アボガドを使った寿司の様に逆輸入されて日本に定着する料理が出て来るかも。
    日本の場合、カレーに限らずイタリアンや中華も日本風と本場風があって、本場風のものに敬意を持ちつつ、日本風も大好きと言う、外来文化を受け入れる、理想的なスタイルなんですが、外国にそれを求めてもしょうがないかな。
    それより日本国内での食文化の多様化による日本食の危機の方が心配。若い家庭だと、ご飯とみそ汁以外の和食が食卓に出てこない所って、けっこう有りそう。

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