2009年6月17日水曜日

オリンパス・ペン E-P1

オリンパスから、オリンパス・ペン E-P1が発表されました。Panasonicとの共同開発規格マイクロフォーサーズを、オリンパスとしてはじめて採用した製品です。

デザインは名称のとおり、往年の35mmハーフサイズカメラ、オリンパス・ペンを彷彿とさせます。
小さくて軽いし、これもあったらいいなと思うのですが、お値段がいただけません。レンズキットで10万円もします。いったい、オリンパスはこのカメラを誰に売ろうとしているのか、疑問に思わざるを得ません。10万円あったら、キヤノンやニコンの一眼レフカメラが普通に買えます。サイズや使いやすさを気にするユーザーだったら、コンパクトデジタルカメラを選択するでしょう。

製造原価から言えばありえないとの批判を承知で、私は3万円の戦略価格で販売することを提案します。

オリンパス・ペン E-P1
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep1/index.html

2 件のコメント:

  1. おはようございます。昨年まで好調だったデジタル
    一眼レフの売り上げが落ちているそうです。
    すでに欲しい人には一巡した感がありますね。
    デジタル家電は薄型TVはあいかわらずの売れ行きのようですが、これは強制的な買い替え需要でしょうか。
    さすがに3万とはいかなくても、庶民感覚としては5
    万程度で欲しいところ。まぁO社ですから、1年経てば、値下がり率も大きいかも。それとやはりEVFが付かないと1眼ではありませんね。OPを付けると2眼らしい。まぁ世の中には20云万のエプソンのような超高級タイプもありますから。狙いは明らかにPen世代(60代)でしょう。ブラックがなくシルバー、ホワイト2色なのがなによりの証拠です。ホワイトは、若いOL目当てでしょうか?どちらの世代も質感さえよければ、お金に糸目をつけません。hi!
    個人的には、マニュアルフォーカス、マニュアル絞り、手ブレも、動画もいらないのでEVF付けて5万で出して欲しいモノです。(売れなそー)

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  2. オリンパスは、良くも悪くも技術指向の会社という印象を受けます。フォーサーズも、マイクロフォーサーズも、「(デジタルカメラは)技術的にこうあるべき」を追求した感じ。問題なのは、良いものを作れば売れる時代はとっくの昔に終わっていること。製品が良かろうと悪かろうと、マーケティングに勝利した会社が勝ち、だめだった会社の製品は売れないということです。
    残念ながら、オリンパスのフォーサーズ/マイクロフォーサーズは、成功しているようには見えません。
    私みたいに、カメラを10台以上持ち、仕事でキヤノンのデジ一を使い、ついでにオリンパスの一眼を持っているような人間はどうでも良くて、そうではない普通の人にいかに魅力的なモノ作りをするかが重要なのです。その点で、今回のE-P1は何をしたいのか、今ひとつ、いや、さっぱり分かりません。
    もし、50年前のオリンパスPENを懐かしがるリッチなお年寄り向けの製品だとしたら、相当なニッチ市場です。
    私は、宮崎あおいも好きだし、オリンパスPENにも思い入れがあるのですが、オリンパスの現状を残念に思っています。

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