2009年12月8日火曜日

そういえば、今日は開戦記念日

今日、ランチを食べに行ったレストランで、隣の席でお年寄りが戦争の話をしていました。もちろん、じっくり聞いていたわけではないので、詳細は分かりませんが、彼女たちが若い頃の話をしているのは分かりました。

そう言えば、今日は開戦記念日(1941年12月8日、日本がアメリカに宣戦布告し、真珠湾攻撃をした)でした。彼女たちのグループがどういう関係の集まりかは全く不明ですが、「戦争を記憶している人がほとんどいなくなった」と誰かが言った言葉が心に響きました。

日本に大惨事を引き起こした戦争に突入する政治状況、世論、外交など、日本人はその総括をしないまま、結局うやむやになっています。私は、「次の戦争をしない方が良い」という意見ですが、中国や北朝鮮との付き合い方をどうするのか、アフガニスタンのテロ組織にどう対峙するか、日本の安全保障を日米安保体制でこのまま継続して行くのか、日本の米軍基地をどうするのか、考えるべきことはたくさんあります。

COP15はビジネスショーか?

COP15(国連気候変動枠組条約締約国会議)がデンマークのコペンハーゲンで開幕しました。地球温暖化に対応するため、各国の排出する二酸化炭素(CO2)を抑制・規制しようという国際会議です。しかし、純粋な環境問題の対策という面以外に、国際政治の表裏も見える気がします。やはり、CO2排出抑制には、排出権取引という、ビッグビジネスの陰が垣間見えます。きっと、ビジネスにならない会議だったら、ここまで熱心に(?)各国が参加するか、疑問に思います。

会議のオープニングで上映されたショートフィルムといい、涙ながらに対策を訴えるフィジーの女子大生の登壇といい、ショー化された会議の進み具合に違和感を覚えるのは私だけでしょうか。

2009年12月5日土曜日

祝!鹿島アントラーズ優勝・三連覇

Jリーグ Division1の第34節、最終節にもつれ込んだ優勝争いは、鹿島アントラーズがアウェイで浦和レッズと対戦し、浦和0-1鹿島で、鹿島が勝ち、川崎の結果にかかわらず優勝が決まりました。
Jリーグ初の三連覇です。良かった。

今期序盤は、鹿島が他を圧倒する強さを見せ、「このまま行ってしまうのか」と思われましたが、さすがにサッカーは甘くありません。途中大きく調子を落とし、気がついてみれば首位転落という事態に陥ってしまいました。

しかし、その後の反転攻勢が鹿島の本当の強さです。ガンバ大阪を圧倒し、今日の試合に臨みました。

今日の試合は、浦和が積極的に仕掛けてきて、かなり梃子摺る展開になりました。それでも、体を張ったディフェンスで、結果的に0点に抑えられたのが勝因です。1点取れば勝ちきれる、という強さがないと、優勝には結びつきません。

来期も、鹿島には大いに活躍してほしいと思います。
ただし、1人のサッカーファンとしては同時に、他のチームの奮起を促したいと思います。鹿島がこれから4連覇、5連覇・・・10連覇と続くとしたら、Jリーグにとって悪夢です。

私は鹿島のファンではありますが、日本のサッカーのことも同時に考えないといけません。

いずれにしても、優勝おめでとうございます。

2009年11月28日土曜日

強いアントラーズが戻ってきた

今日の鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪の試合は、5-1と、アントラーズの快勝に終わりました。パス回しも良かったし、決定力もあり、ここぞというポイントで相手を寄せ付けない強さは、あの5連敗の不調がウソのようです。

しかし、川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟の試合が1-0に終わったため、優勝は次節に持ち越されました。

勝てば文句無く三連覇です。次の試合も期待したいと思います。

2009年11月22日日曜日

スーパーコンピューターの事業仕分け

行政刷新会議の事業仕分け作業で、2010年度概算要求で267億円のスーパーコンピューター開発予算が計上されていることに対し、「予算計上見送りに限りなく近い削減」という判定がされました。この結果に、各方面から批判が出ているのですが、今日のテレビ番組(『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系))で、蓮舫参議院議員が、「役人から説得力のある説明が無かったから」そういう結果になったという話をしていました。

これは、事業仕分け作業のやり方そのものの欠陥を自ら発表したとしか考えられません。プレゼンがマズかったら、必要な予算がカットされる可能性があり、逆に、無駄な予算でもプレゼンが巧ければ通ってしまうわけです。
やはり、1時間で決めようとする方法そのものに問題があり、少なくとも1週間程度資料を国民に公開して、できればパブリックコメントを受けながら、事業仕分けの場で最終結論を出すという手続きにすべきです。その前半部分を、財務省の役人に任せているから、こういうことになるわけです。

また、もっと引いて見れば、90兆円を超える予算の概算要求に対して2〜3兆円を削ることの意味はどうなのか、という疑問もあります。むしろ、2〜3兆円の無駄を放置してでも、戦略的に雇用創出や成長プランをたてることに頭脳を使った方が、マンパワーの配分として正しいのではないでしょうか。誰か、事業仕分け作業の事業仕分け評価をやってくれないものでしょうか・・・。

2009年11月17日火曜日

宇宙開発予算は1割削減

鳩山内閣の行政刷新会議で行われている事業仕分けの第三会場で、文部科学省の宇宙開発関係予算について、「1割削減」との結論が出されました。

私は個人的に、宇宙開発予算は今の2〜3倍程度支出するべきと考えていますが、その分を失業対策や、福祉、子育て支援に回すべきという意見が多数なら、それもやむを得ないと考えます。

科学技術をどのように発展させていくかという議論は、国家像をどう考えるかに直結するものです。科学技術を発展させて、日本人が国内で稼いでいける国にするのか、それとも、消費税を上げて、高福祉高負担型の社会を作るのかは、まさに政治判断です。

ただ、幸いなことに、科学技術には国境がありません。日本語の壁はありますが、若い人には英語を身につけてもらって壁を破り、積極的に海外で活躍してほしいと思います。


PS
日本では、事業仕分けでスーパーコンピューターの開発が「限りなく予算計上見送りに近い削減」と判定されましたが、米国では↓のような取り組みがされています。
スパコン:約4万のチップを1週間でアップグレードする方法(動画)
http://wiredvision.jp/news/200911/2009111822.html
日本では、「効果が見えない」という理由で、衛星もいらない、スパコンもいらない、ついでに科学館もいらないという状況になりつつあります。

2009年11月7日土曜日

カモの飛来

近くの目黒川に毎年飛来しているカモが、今日泳いでるのを見かけました。今年もあとわずかです。