2008年9月25日木曜日

Canon EOS 5D mark IIのビデオ

ニコンのD90や、キヤノンのEOS 5D mark IIで動画が撮れるようになったと聞いていましたが、スチル屋の私としては「それに何の意味があるのか?」と思っていました。
百聞は意見に如かず、プロモーションサイトの動画を見て、考えを改めました。私はキヤノンユーザーなので、キヤノンで言うと、あの膨大なEFレンズ群を使って動画が撮れるわけです。被写界深度が超浅い映像とか、パースペクティブとか・・・。
興味が湧いてきました。

RIVERIE
Vincent Laforet

2008年9月24日水曜日

Canon EOS 5D mark II実機

今日、仕事のついでにキヤノンのショールームに寄って、先日発表されたEOS 5D mark IIの実機を触ってきました。軽快に動くし、写りも奇麗です。ただ、私が旧型機に魅力を感じなかった理由〜シャッタータイムラグの長さ(75ms)の問題ですが、mark IIでは67msだそうです。かなり微妙。EOS 1D系が55ms、EOS 40D/50Dが59msで、20D/30Dが65msですから、20D/30D並になったということ。
やっぱり、風景などをじっくり撮るためのカメラということでしょうか・・・。


Canon EOS 5D mark II

その後発表されたキヤノンの資料では、シャッタータイムラグは73msとなっています。先代の機種での75msとほとんど変わらない値です。67msという数値はショールームで聞いた値なのですが、訂正します。

2008年9月23日火曜日

Canon EF-S 18-200mm F3.5-5.6 ISの作例

先日発表されたキヤノンEOS 50Dのカタログが送られてきたので、見てみたら、同時発売のEF-S 18-200mm F3.5-5.6 ISの作例が多数使われていました。この作例の写真を見る限りでは、なかなかの描写をするレンズと言えると思います。常用レンズとして使えそうです。

カタログ掲載の写真はありませんが、EOS 50Dのサイトにも作例が掲載されています。

キヤノン EOS 50D 撮影サンプル
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/50d/image-sample.html

2008年9月22日月曜日

全日空のシステムトラブルはイタいミス

先日の、全日空の大規模なシステムトラブルの原因が判明しました。全国のチェックイン端末を管理するサーバーの、暗号化認証設定の有効期限切れとのこと。私も時々、外部と接続することの無いサーバーの構築で、“自営認証局”を作ります。自営なので、有効期限はいつでもいいのですが、さすがに100年とか設定することはないです。今回はデフォルト設定の3年になっていて、そのまま運用を続けて期限切れになった、というかなりイタい初歩的なミスで、大きなトラブルになってしまいました。

ただ、詳しい経緯は分からないものの、これは現場の(個人の)ミスというよりは、設計に問題があったと考えるべきです。最初はサーバーの暗号化認証を必要としていなかったようですから、試験仕様や検査項目に認証に関わる部分が無かったのではないかと想像します。その後、仕様が変更(追加)され、暗号化認証を使うことになったにもかかわらず、その部分の仕様追加がされなかったと。(仕様追加があったにもかかわらず検査がされない、というのは常識では考えられないですが、もしそうだとすると、全日空はベンダーとの付き合い方を考え直すべきですね)

今回も他山の石と捉えたいと思います。

ITmedia
全日空の障害、チェックイン端末の管理サーバに設定ミス
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0809/18/news095.html

2008年9月15日月曜日

全日空のコンピュータシステムトラブル

昨年の5月に全日空のコンピュータシステムにトラブルが発生し、各地で混乱が起こりました。そして、今日(14日)、再び「国内旅客システム」(able-D)に障害が発生し、チェックインなどができない事態になり、53便が欠航、259便に遅れが生じ、約5万人が影響を受けました。
現時点では原因が特定されていませんが、「端末管理サーバー」の処理に何らかの問題がある模様です。(前回のトラブルはルーターに問題があったので、今回とは異なる原因である可能性が大きい)

現在は仮復旧ということで、本格的な対処は原因が特定されてからですが、やはり全日空のシステム管理は問題があると言わざるを得ません。まだ原因が分かっていないので、どのベンダーがどうとは言えませんが、前回のトラブルを受けて、全日空がどういう対応策をとったのか、それが効果的だったのか、疑問に思います。

毎日新聞
全日空:ホストと各空港結ぶ「端末管理サーバー」の障害か
http://mainichi.jp/photo/news/20080915k0000m040085000c.html?inb=yt

2008年9月11日木曜日

事故米の流通

三笠フーズがいわゆる事故米(食用に使うことが禁止されている米)を食用として出荷し、さまざまな食品や酒に使われていたことが明らかになっています。
これで不思議なのが、そんな大規模な犯罪「的」行為を行った会社の従業員のただ一人も、異議を唱えなかったのかという点。自分が職を失うかもしれないというリスク以前に、彼らの正義感はどこに行ってしまったのでしょうか?

政府や自治体の検査を強化すべきという論調がマスコミでは多いですが、そんな巨大な政府を私たちの国は支えていけるのでしょうか。

やはり、この種の犯罪「的」行為の厳罰化と、モラルの強化、告発者の保護プログラムなど、対応すべき項目は多いと感じます。

2008年9月10日水曜日

自民党総裁選

自由民主党の総裁選が告示され、5候補が名乗りを挙げました。各々の政策もさることながら、5名という人数は“反主流派”を生まないための知恵かと思います。誰が当選しても、それぞれの候補者は何らかの役割を与えられて、挙党態勢で民主党に対峙することでしょう。

一方の民主党は、無投票で小沢代表が再選され、国民的な議論は起こりませんでした。発表された政策の骨子はバラまきのオンパレードと抽象的な官僚批判。この国をどうするつもりでしょう・・・。

2008年9月4日木曜日

EOS 40修理

修理に出していたEOS 40Dを受け取りました。「現象再現せず。念のため基板ユニット(メイン)交換」という結果でした。なお、モードダイヤルは固めに調整してもらいました。十分とは言えないかも知れませんが、不用意に動く事故はある程度防げると思います。(実際問題、撮影時はカムテープで固定、ですけど)

2008年9月2日火曜日

次の次は橋本総理?

福田総理の突然の辞意表明で、次の総理大臣は麻生氏になりそうな雰囲気ですが、いずれある(解散)総選挙の結果を予想すると・・・

ケース1:自民+公明が過半数
参議院とのねじれ状況は変わらないものの、“直近の民意”を盾に麻生総理が政権運営する。民主から何人か引き抜いて、参議院のねじれを解消させるかもしれない。大連立は可能性が低いが、あり得ないわけではない。大連立となれば、小沢が民主を出て新党結成するか、反小沢が新党を結成する流れになり、民主分裂の様相となる。

ケース2:民主が過半数
民主党の政権が誕生。自民は野党に転落。公明が“政教分離宣言”をして、民公連立政権になるかもしれない。いずれにしても、民主党単独では参議院で過半数に達しないため、国民・日本との連立政権の可能性大。社民が入るかは微妙。

ケース3:どちらも過半数を取れず
これが一番ありそうな展開。小沢は、民主、社民、国民、日本、平沼、橋本で連立政権の樹立の可能性を探る。小沢アレルギーを避けるために、橋本新党の橋本大二郎を総理に擁立する可能性もある。

ということで、私は橋本総理の誕生を予言しておきます。

2008年9月1日月曜日

福田総理辞任

今日、福田総理が突然辞任を表明しました。安倍前総理に続いてのドタキャン辞任です。記者会見では本音を言っていなかったと思います。きっと、公明党から三行半を突きつけられたのでしょう。
自民党の総裁で、総理大臣を務めるためには、公明党の支援がないとどうしようもない所まで来てしまいました。

本来なら、政権交代と行きたいところですが、対する民主党は小沢党首が無投票で選ばれそうという体たらく。どうしようもありません・・・。

PS

  • 「ドタキャン」とは、もちろん国会開会直前に辞任というタイミングで国会をキャンセルした、という意味です。

  • 「報道ステーション」(テレビ朝日系列)で、とうとう河野アナウンサーは一言も発声しませんでした。女性アナウンサーの悲哀を感じます。